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2023.11.24

星になる

11月24日 高い空 
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【11月23日の庄内緑地公園の秋】

あれはいつ頃だったのか。
上の孫娘が保育園の年長組か小学校に上がったばかりの頃だったか。
友達とそんな話をしていたのだろう。

「おじいちゃん、死んだらみんなお空に行くんだって」
「そうか~、空の星になるんだろうかね」
そんな孫娘との会話をしていた記憶がある。
空に上がって星になる。
こんなに不思議で興味のある話は、子ども心に強くひっかかったのだろう。
「ねえ、おじいちゃん、死んでみて、空に上がってみて」
「そうだねぇ~、そのうちにだねぇ~」
こんなやりとりを聞いていた娘が。
「なんてこと言うの、言っていいことと悪いことがある!」
本気で烈火のごとく孫娘を怒っていた。
「ああ、悪気じゃなくて、そういうふうに空に上るのを見たかったということだよね」

私も妻も自分の墓石は持たないことにしている。
しいて言えば共同墓地にでもしてくれればいいかと。
墓守りの必要を次の世代にさせるのはもういらないのではと思っている。
共同の樹木葬や散骨でもかまわない。

そうして、死んだあとは、空に上って無数にある空の星屑の一つが墓標になればいいのではと思っている。
空を見上げて、無限大に存在する星の一つを、「あれが、じいちゃんの墓標だよね」
そんなふうに、語ってくれればいい。

11月6日、グループホームで暮らしていた義母が亡くなった。
享年89歳、満で数えると88歳だった。
この二年ほどは認知症状もあり、一通りの認知症からのあれこれも経験したが。
本人にとっての晩年が幸せだったのかはわからない。
そうして、周りの人たちが振り回される日々だったが、それらに娘らが付き添いながら過ごした。

一つの時代が終わった。
義母を最後に、自分や妻の親の世代は誰もいなくなった。
これからは、同じ道を自分たちが歩むことになるだろう。
そうして。
空の幾多もある星に上る日が来るにちがいない。
ちなみに、義母は義父が眠る墓に入ることになるが、何年か先には「墓じまい」もある。

人間の歴史は遠く過去から引き継がれ、次の世代へと進んで行く。
その歴史のなかで、生き暮らしてきた人が、広大な宇宙の星を墓標として、
ほんの、たまに、語りあうことがあれば。
孫娘は死んだら空に上る話をしたことも、きっと記憶から抜け落ちるに違いない。

人が死ぬことを語り合えたこと、それはそれで幸せな思いでになっている。

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コメント

こんばんは。

御義母様、亡くなられたんですね。
お悔やみ申し上げます。

御義母様もきっと星になって、空から一休みさんご家族のことを見守って下さることだと思います、

暑くなったり、寒くなったり、不安定な日が続いています。
ご自愛くださいませ。

こんばんは。
義母さんも、この二年間、認知症との同居だったですね。
老人保健施設、病院、グループホーム、病院と行ったり来たりだったですが、骨折してから急激に弱ってしまいました。
それでも、なんだかんだと言いながら、妻や義理の姉などが付き添い、義母さんにはよかったと思っています。
目いっぱい、今を楽しく生きられるよう、そこは頑張らねば!と思う今日この頃です。ありがとうございます。

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