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堀川:桜のある風景

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2020.06.10

梅雨入りだから本でも読んで

6月10日 暇のつぶしかた

東海地方の梅雨入りにあわせたように昼前から雨が降り出しました。
これからひと月ほどはぐずついた日が続くのでしょう。

「年金暮らし」の身となり暇が増えました。
毎日ストレスと格闘していたような現役時代からはずいぶんと「のんびり」した日々です。
暇というのは「退屈」でもあるし「時間を持て余す」とも言えます。
実際に退職して「さて今日はどうしよう」と思う人いるでしょう。

だから「何かをしよう」と考える。
そのポジティブ志向もわからなくはないけれど、晴耕雨読の日々でもよいのでしょう。
小説を読みふけるというのも、よい「暇つぶし」なわけです。
その程度のものとして本を読むのが日々のライフワークになれば、この梅雨時は本物の「晴耕雨読」なわけです。

藤沢周平の時代小説を読んでいます。Img_0003_20200610232001
この作家の発表した小説は1970年代がもっとも脂ののった頃だと言われています。
日本が高度成長を続けていた時代です。

「冤罪」「竹光始末」「暗殺の年輪」「時雨のあと」そして「橋ものがたり」
この五冊を読み終え図書館に返却しました。
いまは次の五冊を読み始めています。
ブログに書くのは読書記録のようなものだとわかりました。

藤沢周平の本はたくさん図書館の本棚にあります。
当分は「日頃読む本」としては困りません。

藤沢周平の時代小説は「武家もの」が多いなかで「橋ものがたり」はめずらしく「市井もの」でした。
江戸にかかる橋にまつわる人の出会いと別れが10編の物語となっています。
人生という長い道のり中での男と女の出会いと別れ。
いろいろな愛情や想いが錯綜するのは、人生もようそのものです。

とても暗いといえば暗いし清々しいといえば清々しいのですね。
そういう論理だて出来ない、あるいはしにくい情緒を知るのですが・・・
「心のひだ」なんですね。

そういうものを一つ一つの橋になぞらえて物語に仕立てています。
なんだかタイプ化された感情とはちがう「心のひだ」に何をかを思うというところです。
時代小説というか市井ものの原型のような短編物語です。
1970年代だからこそ描けた、あるいは読者も感じたものがあったのでしょう。
今読んでもおもしろい時代小説でした。

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コメント

「当たり前に生きる」のがテーマとしたら、一休さんは「読書が当たり前」になっていますねぇ・・・

本でも実話もの、ドキメンタリー、歴史などなど・・・
いろいろありますが、小説が一番面白いです。
もっとも内容にもよりますが。

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