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2020.05.24

「菜の花の沖縄日記」を読んで

5月24日 図書館と新聞と・・・

図書館が自粛のため休館となる前に「取り寄せ本」で借りた本でした。Photo_20200524214201  
一月以上手元にあり予約している人が10人以上待ってるので、この記事を書いたら返却しようと思っています。
図書館は一部再開してるが、まだまだ全面開館には至っていません。

ずいぶん前に新聞の書評欄を読んでから予約してずいぶん待ちました。
十五歳の春に石川県から沖縄の「珊瑚舎スコーレ」という無認可の学校へ通いだしたのがこの著者の女の子です。
沖縄の学校での生活で学ぶことや地元の人々との交流で知る沖縄の文化と歴史への思いが綴られています。

太平洋戦争で本土防衛の名のもとに多くの島民が犠牲となり、そうしてアメリカからの返還をへて今も続くアメリカ軍の戦略的基地の島。
沖縄の歴史は一通り知っているつもりの自分でも、やはりどこか本土で暮らす者としての「他者」の心苦しさがあるものです。

著者の坂本菜の花さんは、そういうとまどいを持ちながらも沖縄での人々との交流のなかで成長して行くのですね。
沖縄の文化、沖縄の言葉、米軍基地の問題や少女暴行事件、辺野古への基地建設などに率直な自分の思いを綴っています。
普段自分たちの新聞の記事を通して、テレビのニュースを通して知る沖縄の現状を、そことは少し違う視点から生きた人の言葉として知る機会でもありました。

そういう感想とともにこの十代の若者が発信する感性というか、新鮮な社会を見つめる目、人との交流から学ぶという思いの清々しさが読後感として残り続けます。
ともあれ沖縄に暮らそうがあるいはどこで暮らそうが、この「沖縄の今」を自分事として考え直す、そういう見方を一人の若者の著書から十分に学ぶことが出来ます。

沖縄で学んだことは、多くの問題につながることです。意見の違う人とどう向き合うのか、非暴力の抵抗運動はどう続けれらるのか。じつは私たちの周りには小さな沖縄がいっぱいあります。(著書より)

ほんとうにそうだよね。沖縄にいようが日本の他の都市に暮らそうが、そこにある「小さな沖縄」と同じ問題に、老いも若きも向き合って考えてゆけたらいいよね!と彼女に伝えたいですね。

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コメント

沖縄テレビが日本ドキュメンタリー大賞を取ったのが「菜の花の沖縄日記」でした。でも、本はまだ出ていなくて半年くらい待った本でした。近くの知念図書館にて借りる。僕も移住したばかりで「気になる本」でした。今、彼女は石川県に帰り、実家の宿を手伝っているみたいですね。●沖縄では、このドキュメンタリー番組を映画館で上映していました。●本も分かりやすい「沖縄入門」でしたね。

情報過多の時代にあって、関り、知り、学ぶことの新鮮さを教えてくれる本でした。
とくに沖縄の人々と関わることで成長する姿にエッセンシャルがあるのだと思います。
10代の著者らしい感性の豊かさが素晴らしい、いつまでも自分も持ち続けたいと思った一冊です。

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