« 補陀洛渡海 | トップページ | 月日は・・・ »

2019.09.14

車窓

9月14日(土) 

やっと秋らしい気候になってやれやれと胸をなでおろしている。
夏の暑さと冬の寒さが身体に堪えるようになったのは歳のせいか。

9月になって兄弟で一泊の旅にでて、その翌週には夫婦で「日帰りバス旅」に出かけた。
こちらの方は「星空ナイトツアー旅」だったが、あにくの曇り空の暗い夜空の鑑賞会だった。
まあ、それはそれで初秋の楽しい一日であった。

連泊をするほどの旅は生まれてこの方あまりない、ましてや外国など行ったこともない。
が、連休に外国に行く旅行客の姿をテレビでみても、凄いなぁ~とは思うが、それ以上の思いはない。
生まれつき貧乏性で、目新しいものよりも、ほぼ日常の生活の範囲のなかのちょっとした変化に喜ぶ性質なので、知人が一か月北海道を旅したと聞いて、そりゃぁ凄いなとは思うが、やはりそこまでである。

そんな性格なので、日帰り旅などでバスの車窓から見る町々の風景は、今日びはちっとも珍しくもないけれど、ちょっと家屋の庭に趣向があるのを見つけたりすると、そういうのが好きなのである。
なので、日差しが強いとバスの窓いっぱいにカーテンを閉め切って何時間も過ごすのは、なんともまあ「勿体ない」と思ってしまう。

バスや列車の窓からぼんやりと眺める。自転車に乗ってぼんやりと流れる風景を眺める。
移動手段というよりも、そのぼんやりとした景色を眺めながら、風景を考え、思考を整え、子どもの頃の思い出や、楽しかったことや辛かったことなどを思い浮かべたりする。
考える時間なのだと思う。

日々の雑残としたあれこれという情報の喧騒から遮断された時のようなもので、そこでは論理的にもなり情緒的にもなる。
どうもねぇ~、視覚や聴覚や与えられる環境ばかりが増えると、ちょっとだけ、そうしたものから遊離した「自分」というものに身を置きたくなるのである。

ふと思ったが、これは小説という世界に入って、あれこれ想像して楽しむという遊びに似ているのかもしれないと・・・。


Photo_20190914224502
【和歌山県串本市:橋杭岩】

Photo_20190914224501
【岐阜県中津川市:付知峡の不動滝】

|

« 補陀洛渡海 | トップページ | 月日は・・・ »

コメント

車窓から見る風景が好きである。ただ流れている。でも人生でみる風景も同じなのかもしれない。ご夫婦で旅できるのは、羨ましいなぁ・・・(独り者は悔しいので、来年3月からピースボート世界1周に行ってきま~~~す)

投稿: マミケン | 2019.09.17 15:46

「世界一周」というのが面白そうですね。長旅だと普段とは違う旅の暮らしがあるのでしょうね。

投稿: ちょっと一休み | 2019.09.17 21:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 補陀洛渡海 | トップページ | 月日は・・・ »