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2016.09.23

今年も、また・・・

9月23日(金) 案山子にお目にかかれた

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いつもの秋の風景。児童らが育てる稲の田に案山子がたった。
古くなったお母さんの帽子、着なくなった古着、メガネ・・・中日ドラゴンズのユニホームもあるところが名古屋らしい。

皆で持ち寄った材料で、ほのぼのとする子どもらしい案山子に、「ほっこり」とさせられる。
電線のカラスもじっと見ていたが、何と思ってるのだろうか。

「今年も、また・・・」と書いたけど、来年、再来年も見られるとは限らない。
田んぼが宅地になるかも知れないし、もう課外授業の案山子作りはやめようとなるかも知れない。

いやいや、こちらの事情もある。病気で入院とか、認知症ですっかり忘れてしまうとか、ひょっとしたらこの世にはいないかも知れない。

そう考えると「今年も、また・・・」という、今年の秋に、この案山子をまた見られたことが、とても貴重なことで、ありがたいことだと思う。

普段はなにごともなく過ぎ去ってしまう風物も、一期一会の案山子と思えるのは、少しこころにゆとりがあるからだろうか。

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コメント

本当にねぇ。親を全部見送って、他にもあの人もこの人もっていうことが増え・・・。いつ自分の番か分からないとしみじみ思うこの頃です。ところでこの田んぼ、雑草がありませんね。先日、父の三回忌で1年ぶりに実家に行きました。周囲の田は、稲が実っているものの雑草もしっかり生えてます。高齢化で農協などへの委託が増えてふだんの手入れがされなくなったからなんです。5~6年ほど前に雑草が稲の間に生い茂るようになり、その訳を父から教えてもらいました。子どもの頃はなかった風景、父もよく言ってました。日本の農業は次の世代がいないと。

投稿: 杉山 | 2016.09.24 20:09

都市農業の田んぼです。二つの道路と民家とマンションに囲まれて、ちょっと可哀想な田んぼどと思っています。
それでも田んぼのある風景が生活と密着しているのはいいものです。
雑草も生い茂る余地がないのでしょうか(笑)ときどき地主さんらしい方が畦を修復したりしてるようで、児童にはそこまで世話ができないのでしょうね。ずっと残ってほしい田んぼの風景ですが農業も次世代が育ってないのですね。

投稿: ちょっと一休み | 2016.09.26 00:09

あれま、やはり田んぼのカカシは素朴でいいなぁ・・・深川のカカシコンクールは近所に現代美術館がある関係もあるのか、立体アート展になってます。どこか「受け狙い」な部分があるのは、どこでも変わりませんねぇ・・・やはり「みんなに見せる」意識があるんだなぁ・・・

投稿: マミケン | 2016.09.29 17:11

子どもが作る案山子は、どんな不用品で出来てても、実におもしろいと思います。完成度とか出来栄えよりも、作る過程が目に見えるようでいいです。これが大人だと結果にこだわった案山子になるように思います。この何でもOKって案山子が田んぼを引き立てています。

投稿: ちょっと一休み | 2016.09.29 23:47

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