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2016.05.31

我田引水

5月31日(火) 飽きもぜす蛙の話

数日前、近くの田に水が張られた。用水路から引かれたものだが、これは庄内川を水源にしている。

これを待ち受けたかのように一斉に蛙が鳴き始めた。
蛙の声を聞いてるだけならば、どこか遠くの田舎に来たと錯覚もしてしまう。

注意深く観察すると、一匹が鳴きはじめ、つられるようにもう一匹が、二匹が・・・。
同じ旋律を間隔をおいて歌う「輪唱」を学校で習ったのは「蛙の歌が聞こえてくるよ~」と。
たまたま「蛙の歌」だと思っていたが、生の田んぼの蛙の鳴き声は、なるほど輪唱のように聞こえてくるから不思議だ。

ゲロゲロと鳴いていても、人の足音がすると一斉に鳴き止んで、しばらくするとまた一匹のゲロゲロから何匹も鳴き始める。
蛙のリーダーでもいるのだろうか?実に愉快な合唱団なので心和むのである。

我田引水。毎年、小学校の児童らが田植えから稲刈りまでの農作業の野外活動として取り組んでいる田んぼである。
その田んぼのリーダー蛙が「そろそろ田にも水が引かれた、では鳴き始めよう!」とでも言ってるのだろうか。

「物事を自分に都合のいいようにこじつけて言ったり取り計らったりすること(国語辞典)」これを我田引水というが、どこかの国のリーダーのように勝手なこじつけで、国民を欺くなんて、まさに蛙以下とでも言えるんじゃないだろうか。

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コメント

「カエルの歌」ですかぁ・・・木場公園にもカエルはいるもいるみたいですが、数が少ないのか、鳴き声はあまり聞きませんねぇ・・・やはり田んぼみたいの広さがないと多くは発生しないみたいです。

投稿: マミケン | 2016.06.01 09:15

田んぼは虫たちの宝庫ですね。土があり水があり、人工的ではない自然の姿が繁殖にはもってこいなのだと思います。
都市の公園の整備された池などでは、ほとんど蛙の姿は見当たりません。人間向きに造られたからでしょうか・・・

投稿: ちょっと一休み | 2016.06.02 21:36

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