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2016.05.15

田おこし

5月15日(日) 季節感ということ

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季節を感じることが少なくなった。
気候や風土の影響も減ったのは、人の手で技術革新で克服したと勘違いしているからか。
農業や農作物は季節の変化に敏感だけど、都市生活者は夏の暑さはエアコンで、冬の寒さは暖房で、季節を季節として感じなくても、仕事はたいして影響ないという現代。
だから、季節に疎くなっているのもしかたがないのか・・・

週末は太閤祭という祭りだった。中村区の豊国神社あたりに露店も立ち並ぶ。
祭りの季節だと思い起こすのだが、この祭りに合わせて義母が稲荷寿司と巻き寿司を作ってくれるのが例年のことで、その稲荷寿司、ちょっと甘みのある味に季節感を覚える。

田んぼに耕運機が入り、田越しの農作業が始まった。
地域によってはもう田植えも済んだところもあるようだ。都市農業である。住宅地に囲まれた一画の農地には、田越し、田植え、鳥追い、稲刈りと、コメが出来る風物詩が始まる。
田舎ではとくに珍しいことでもないが、都市農業ではとても貴重な風景だと思う。

田んぼで動きまわる耕運機が舗装されたアスファルトの上をエンジン音をあげて引き上げて行く。なんだか似合わない光景にも、今の季節感がにじみ出てる気がする。
「写真を撮ってもいいですか」と断って、「こんなもの(耕運機)どうぞ」と。
季節感が薄れて行く時代だから、僕には「こんなもの」とは思えない耕運機と田んぼの一枚の写真になるのだった。

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コメント

確かにアスファルトの道に耕運機は似合わないですねぇ・・・

投稿: マミケン | 2016.05.17 10:02

住宅に囲まれた田んぼですから、田んぼも耕運機も不似合いです。それが都市農業といえるのですが、ザリガニも蛙もアメンボもしぶとく生息しているのも、不思議なことだと思ってます。

投稿: ちょっと一休み | 2016.05.18 21:02

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