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2016.02.08

笠地蔵

2月8日(月) タイトル遊び

むかしむかし、ひどく貧しいが心美しい老夫婦が暮らしておったそうじゃ。
歳の暮れ、餅も買えないほどだったので、おじいさんは町に笠を売りにでかけた。
あいにく、雪も降り始め、笠は一つも売れなかったそうじゃ。
しかたなく、家に引き返す途中、雪のなかに7体の地蔵をみつけたおじいさんは売れなかった笠を地蔵の頭にかぶせてあげたそうじゃ。
でも、笠は6つしかなく、おじいさんは、残りの一体に自分が頭につけていた手拭をまいてあげたそうじゃ。
その夜、何ごとか戸口の音に気がついて開けてみると・・・・


笠地蔵の昔話だけど、今どきも子どもたちは、こんなお話を知ってるのかな?
「マンガ日本昔話」で知ってるか。知ってても忘れがちな心もち。
最近は、慈愛・優しさの話題も少なくなった気がする。

ブログタイトルにいつまでも「迎春」ではと思って変えてみた。
「笠地蔵」4体、なにやら妻が端切れで作っていたが、笠も着物も身につけている。
写真を撮った翌日、もう一体増えて、いまでは5体並んでいる。

ときどき、タイトル写真を変えている。
楽しい「遊び心」を満喫できて、本題よりもタイトル写真作りのほうが、本当は楽しいのかも知れないと思っている。
季節とか、その時々の風景とか、引き伸ばしたり、刻んだりして、なんだか上手くいった!と思えるときは、一人心の内でほくそ笑んでいる。

5体の笠地蔵で、今回の「手芸」は終りらしい。
あと2体あれば昔話の「笠地蔵」になるのだけれど。
しかたない、夫婦二人して慈愛に満ちた「地蔵」のような暮らしに努め、合計7体ということで・・・。

ちなみに、おばあさんは笠を地蔵にかぶせたおじいさんを怒るわけでもなく、「それは良い事をしたのう」と餅が買えなかったことも責めなかったそうだ。
「責めなかった」もう一度「責めなかった」そうだ。(笑)

貧しくとも優しい気持ちを忘れず持ち続けたいものだねぇ~。

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コメント

「日本人の暖かい心」が伝わるお話ですねぇ・・・「世界をかけるサラリーマンにはこんな話はないんだろうなぁ・・・もっと「せちがらい話」ばかりで、「今現在、人間は昔より本当に良くなって」いるのだろうか?

投稿: マミケン | 2016.02.10 08:37

人間の叡智は歴史とともに進歩するものだと・・・
そう言うふうに戦後民主主義の教育の中で育ってきた自分は、世界の紛争が後を絶たず、競争と利己主義ばかりが目につく社会を見ていると、本当に人は「進歩」するものかと懐疑的になります。悲観的になります。
そういう気分をエイ!ヤァ!と払拭する力強さをどうしたら持てるのでしょうね?・・・

投稿: ちょっと一休み | 2016.02.15 01:35

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