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2015.09.27

ことしのかかし

9月27日(日)今日は夜空に大きく輝く中秋の名月です

今年の十五夜はほんとうに大きいです。なんでも月と地球がもっとも近いからだそうで、月の世界のうさぎの餅つきがいっそうはっきり見える・・・などと、月にうさぎなどという話は誰の話題にものぼらない当世です。

今年も小学校の児童たちが育てているたんぼの稲がちょっと重たい頭を垂れはじめました。
まだ黄金色とはいかないけれど、いい風景が見られます。
その田んぼに4体の案山子がお目見えして、秋らしいです。

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【いくつもの素材を使っているのですね。協働のたまものです】

十五夜に案山子に稲穂と、なんともまあ、人の心を穏やかにさせてくれます。
4体のうち一体は、隣接するマンションに、あちら向きなのでよくわかりませんが、きっと四方から実を狙う鳥への防御策なのでしょう。

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【笑顔がいいです。ちゃんと耳には鈴のイヤリングも】

もう何年も、この児童らが立てた案山子をカメラにおさめてきました。
そこで、ふと気がつきました。
この案山子は子どもらが古着や廃材品を持ち寄って作っているわけで、何人ものクラスの児らが、協力して作ってるのでしょう。

けっして見栄えの良い案山子ではないのですね。
むしろ「あ~だ」「こ~だ」とそれぞれの持ち寄り品を合作して、子どもらしい案山子の創作過程が見えてくるわけです。

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【ちょっと下に落ちて、ろくろ首みたいになってる愛嬌です】

誰かに見せることが目的ではないので、やはり見栄えのいい案山子ではないのです。
だからこそ一生懸命さが形になって、ほのぼのとしているわけです。
ほんとうに自分たちの育てている稲穂を守ろう、頼むぜ案山子君!ってわけです。

そういう案山子なので、子どもらしさがあふれた「現代の案山子」になって、見る人たちに、やっぱり「ほのぼの」とした「優しさ」を見せているのだろうと思うのです。

いやぁ~ありがたいものです。ありがたい風景です。

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コメント

やはりカカシは田んぼの中にいた方が「生きる」ねぇ・・・「街のカカシ」はどこか「アート」になってしまうなぁ・・・

投稿: マミケン | 2015.09.28 17:12

都市農業、生産緑地など、小さな田んぼや畑がまだこの辺にはいくつか残っています。その一つがこの児童らが育てる稲なんですね。こういう風景がこの地域に住んでる人たちをものすごく和ませているんですね。あとひと月もすると子どもたちの稲刈りが見られます。ありがたいことだと感謝しています。

投稿: ちょっと一休み | 2015.09.29 00:08

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