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2015.08.15

敗戦記念日

8月15日(土) 私の「戦後70年談話」

週一ブログになってきた、というのもまるで蒸し風呂状態のパソコン部屋の暑さに耐えてパチパチとキーボードを打つ気力が減退しているから。
もう少しマメに頭の体操もしなければ・・・などと。Img023

首相の「戦後70年談話」が載った新聞の談話を丹念に読んでみたが、腑に落ちない箇所も少なくないと思うのは、きっと本音が別のところにあるのだろうと思う。

普段は古本の小説ばかり読んでいるけれど、珍しくアマゾンで新本を五冊ほど注文したのが少し前のこと。
今は旬の又吉直樹さんの「火花」なども買ったし、それ以外にも日本の現代史に関する本も興味があって、そのうちの一冊が岩波書店編集部の「私の『戦後70年談話』」という本。

戦争体験のある著名な41人の方々の戦後70年の節目の、戦争と平和にたいする思いが書かれている・・・といっても、現在読書中なのだけど。

あの戦争。日本の軍国主義が国民だけでも310万人の尊い命を犠牲にして突っ走った侵略戦争、その時代とその後の70年を、どう思いどう考えて来たのかを、それぞれの70年目を迎えた今を考えるには、これも実に「旬な本」だと思う。

70年と言う節目ばかりか、安保法制という戦争と平和の課題が、それぞれの暮らしにまで降りてきて、「他人事」ではなくなったという、世情を背景にしてるから、ごくごく普通に生きている者にとっても、戦後70年という「今」が問うているものは大きい。

悲惨な戦争を風化させないというのは、戦争体験のない戦後生まれの世代にとって、戦争体験者の経験と真実を知ること、そこから考えること、戦後70年の「平和な時代」がなぜ維持されてきたのか、そしてあの戦争が何だったのか・・・と考え続けることに、戦争を風化させない現代の知恵があると思う。

今年は70年という節目とともに、安保法制という戦争と平和の岐路の背景があって、いつもの8月15日よりも、いっそう思いも強いものがある。

普通の暮らしのなかでは、新聞やテレビのニュースによって「政治」を見聞きするけれど、その普通に暮らす普通の人々が、自由に考え、自由に意思表示できること、それぞれの「戦後70年」って、何だったのかと、あらためて自分に問い返すことも意味あることだと思う今日、8月15日である。

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コメント

8/23(日)夕方テニス帰りに青山付近を走っていたら、若者たちの安保法案反対デモに会いました。

先頭は南米風ドラムをたたいています。若者たちが無理なく自分たちを主張しているように見えました。

投稿: マミケン | 2015.08.24 10:09

8月になって2度ほどデモに参加しました。
集まってる人たちの年齢もいろいろ、雰囲気もいろいろで、若者のシュプレヒコールなんてのは、一昔前とは一変してますね。
統一感がなくて、むしろみんな自分なりの、意味や参加のしかたを考えてるようです。
そういうのが、また活気あるように思いました。

投稿: ちょっと一休み | 2015.08.25 13:44

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