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2015.07.30

暑い!熱い!夏の日

7月30日(木) 暮らしと読書と自己主張

★クレマチスと青い空

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クレマチスの花、といっても花びら見えるのは「がく」。
花壇の花の植え替えにも見事に耐えて立派に咲いたその生命力は、花びらと見間違うほどの虫たちを惹きつける鮮やかさ。

中国名はテッセンといい、細いツルは鉄線のように固い。
風通しがよく日当たりのよい場所を好むというが、こうも猛暑日が続くと人はへこたれるが、どうやら花たちは、環境変化にも強いのだろう。

34度を超える日が続いている。二階のベッドに寝転ぶと窓外に青い空と綿菓子のような白い雲が見渡せる。
どうしてこんなに暑い夏の日ばかりだろうと思う。
子どもの頃の夏休み、家の前にゴザを敷きモクモクと湧き出る入道雲と青い空を寝転んで見ていた、あの頃はたしかに今ほどの暑さはなかったように思う。
人間の暮らしはどこかで間違ってしまったのかなぁ。


★熱い日

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安保法制反対の集会があった。
友人に「行く!」とメールして「行く!」と返事が来た。まだ暑さも残る夕方だが、人の熱気も凄い。
一つの法案(一まとめにしたものだが)に対して「戦争法案だ」と「平和の法案だ」という相反する解釈が生まれている。

どちらかが「おお嘘つき」ということになる。
もっとも世論は憲法違反というのが大勢だ。
自分の頭で考えることと、意思表示することが、法治国家、民主主義国家ならば大切だろう。

こういう集会も高齢者には参加するだけで、暑さに耐え、熱中症に耐え、若者とはまた違う体での意思表示になる。


★「海と毒薬」Img022
戦争体験をモチーフにした小説はけっこう読んでいるほうだと思っていたが、遠藤周作の「海と毒薬」が九州大学におけるアメリカ人捕虜の生体解剖事件を題材にしていると、最近知った。

昭和20年5月の事件、BC級戦犯事件として後に裁かれているのだが、文字通りアメリカ人捕虜を生きたまま解剖するという残虐な戦争犯罪であった。

そこに関わった医学関係者の心の喪失、人間の尊厳に対する冒涜、そうした戦争が生み出す暴力と残虐性に、いとも簡単に組し、麻痺してしまうという、人間性の根源みたいなものへの、言い知れぬ恐怖を覚える。

なんでこの本「海と毒薬」を読んでいなかったのだろうと思う、もう少し調べてみる価値ありか。

戦争の恐ろしさ、人が人でなくなること、いとも簡単に殺し殺され、残虐な行為すら日常のように淡々と行う、まともな感覚すら麻痺させてしまう、そういう人間性の喪失と不可分なものが戦争なのだと・・・そういう反省の上に戦後70年があるはずなのだが。

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