« ぽかぽか陽気に誘われて【京都】 | トップページ | 雨と桜と腰痛と »

2015.03.24

花冷え

3月24日(火)花を愛でるということ・・・

013

さくら前線が北上して「各地から桜の開花が伝えられています」という、毎年聞くニュースが伝えられています。

名古屋も3月21日に開花して、この30日には満開だそうです。
開花した翌日、この付近では一番早い開花の樹を見に行き、数輪の開花を確認できました。

しかし、その途端に冬に逆戻りしたような寒さとなり、ストーブが活躍しています。
毎年、定点観測のように決まった樹、そう中学校の校舎の南の桜の樹で、春を確認していると、やっぱり同じ場所の同じ樹から咲き始めるのです。

この寒さで、ちょっと桜も一休みして、その後にぱっと一斉に咲き始めるのです。
春だ!桜だ!と言っても、いつもの枝にちらほらと咲き始めるのがいいのであって、どこの桜でもいいというものではありません。
僕の桜の開花は、この樹からなのであります。

002
もう数週間前のこと、チューリップの芽が土を盛り上げ顔を出し始めました。あれよあれよのいう間に、ぐんぐんと伸びて成長しています。

一日どのくらい伸びるのか知りませんが、昨日より今日、今日より明日と、日増しに大きくなって行く姿は、とても愛くるしいもので、もう少しして暖かく穏やかな日に赤や黄色の花が咲くでしょう。

その、一日々々の変化に自分の心でしっかりと掴んでいるとでもいいましょうか・・・
最近ねぇ~、人も動物も植物も「命」の営みというものが、愛くるしく思えてならない、というのも歳のせいでしょうか。

名古屋駅に自転車で向かう道筋に、平屋の3軒長屋があります。
そのうちの一軒の狭い道端沿いに、色とりどりの鉢植えを愉しむおじさんがいます。
日差しを浴びて、花もなんだか嬉しそうです。

ところが、その道の向いの、南側に古家を壊してアパートが建ちました。
すっかり日陰となった花々で、陽に当たるのも数時間しかありません。
密集した土地だからとはいえ、花もおじさんも気の毒でなりませんが、かといってどうすることも出来ないでしょう。

そんな、ちょっと寂しい環境になっても、めげずに大切に花の世話を続けてみえます。
ああ、「愛でる」っていうのは、こういうことなのだと。春になるとあちこちの町や公園に、賑やかな彩りを見せてくれる花々。
でもねぇ、たくさんある花のなかの自分にとっての花、その一つに心を動かされるというのが、いいんじゃないかと思うわけです。

|

« ぽかぽか陽気に誘われて【京都】 | トップページ | 雨と桜と腰痛と »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

「年令を重ねて」見える物があります。「花」や「植物」が見れる。「若者でも見れるじゃないか?」と言われるかもしれないが、それは違う。「単純に目に写る」と「見る」は違うのだ。若者はテンポが速すぎて、「動いていない物」は「目にとまらない」場合が多いのだ。

まぁ「若者が見る物」と「年配者が見る物」の好みが違って当然なのであるが・・・音楽の好みが違うのと同じことである。

投稿: マミケン | 2015.03.25 10:30

歳をかさねると知識や経験や社会関係も広がり、同じ物でも以前とは少し違う角度や広がりがあることに気づかされます。
長く生きているだけで素晴らしいことだ!というのは、実はこういう今まで生きて感じてきたことが、ことの良し悪しはあるけれど、やっぱり深くなるということだと思っています。
だから感じ方は千差万別であっても、その人の心の豊かさに応じた見方が、人でも物でも風景でも反映される・・・
芸術なんてのは、まさにここに尽きるのでしょうね。

投稿: ちょっと一休み | 2015.03.27 01:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ぽかぽか陽気に誘われて【京都】 | トップページ | 雨と桜と腰痛と »