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2015.02.01

だまされに行く

2月1日(日) 名古屋市美術館 「だまし絵Ⅱ」を観る

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2月1日愛知県知事選挙の日、投票を終え自転車で名古屋市美術館に行く。

寒さをついて走るのをすっかり忘れていたが、風があると体感温度もぐっと下がる。
こんな寒い日も普通のことのように自転車通勤をしていた頃が懐かしい。

選挙というものはタヌキやキツネのような政治家に騙されまいと思い投票するけれど、「だまし絵」展は、いかに騙してくれるのだろうかと期待して行く。

その騙しかたが巧みであればあるほど面白いわけで、騙されるのを期待するってのも、可笑しなものだ。

数年前にも「だまし絵展」に行ったので今回は二回目になる。
「不思議なもの」というのは興味をそそるもので、その不思議さが大きければ大きいほど、鑑賞にやってきた人を満足させる。

今回は絵画だけではなくて、光と影、鏡、イリュージョン・・・、けっこうバラエティに富んでいたからか人出も多く混雑していた。

どこが「だまし絵」なのか、しきりに連れに聞いてる人とそれを解説する人、驚きの声を上げる人、感心して黙々と見入る人、そういう感じ方の人間模様も面白い。
僕などは芸術鑑賞などというものも持ち合わせていないので、子どもの頃に行った「UFO来い来い!」って、どこかのサークルがやっていた、あの延長線上にあるにすぎない。

錯覚、トリック、騙しの世界であるが、人の知恵、あらゆるものを駆使したそういう世界は大好きなのである。
ほんとうは、実在する世界、社会のほうが「騙し絵」に溢れているように思うのだけれど、どちらにしても嘘と真を知って、初めてわかるということ。

擬態、昆虫の世界では擬態は捕食や防衛の手段で、けっして同じ種族を騙すことはないという話を想い出した。
人は平気で人を騙すが、どうせ騙されるならば、こんな「だまし絵」のほうが、はるかに優れていると思う。

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コメント

ははは「お金を払って騙されに行った」わけですねぇ・・・いっそガラスケースの中に「オレオレサギ」の犯人なんかも展示して欲しかったですねぇ・・・手錠されたまま、必死で電話しまくっているという・・・

投稿: マミケン | 2015.02.02 12:33

おれおれ詐欺のような情につけ込んで金を奪うってのは最低の「騙し」で許しがたいですね。
例えば寅さんの啖呵売。二束三文の品を見事な口上で売る。あそこには売る側も買う側も「まがい物だろうなぁ~、でも買ってみようか、何だか幸せな気分だし~」という、暗黙の了解があって成立しています。
ある意味「幸せな楽しい気分」の売買で、嘘と真を解ったうえでの商売なので、一見「騙し」のように見えるが、そうじゃぁないのでしょうね。

投稿: ちょっと一休み | 2015.02.04 00:23

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