晩年
2月13日(金) 高齢犬の介護
高齢犬の世話に費やす時間が増えてきた。
もう少し正確に言うと、世話をする時間に合わせて予定を立てることが多くなった。
18歳6か月を迎え、もう自力で立ち上がれなくなり、ほとんど寝たきりの毎日。
犬用の介護オムツが必要になり、床ずれの心配もでてきた・・・
犬も自分の体位があるとみえ、いつも同じ格好で寝てるので、褥瘡にならぬようにと気にかけてたが、ちょっと気を許したら、腰骨のあたりに褥瘡ができてしまった。
「しまった!」と悔やんでも後の祭り、なんとかしなければ・・・
視力はかなり衰え10センチ先の餌も見つけられないし、目やにも頻繁に拭かないと目があかなくなる。
食欲はあるので、そこだけは元気だが、前足で踏ん張れないため、補助用の台座を作って食べさせている。
後ろ足は、もうほとんど機能していなくて、自力では動かせない。
戸外でオシッコをする習慣は頭にしっかり刻まれてるから、一日2度は表に連れ出して数歩ほど歩かせると、オムツの中に排尿してくれる。
オムツもいろんな種類があるが、パンツ式のものが失敗が少ないというのも、いろいろ試した結果である。
ちょっと高価なのでオムツカバーにパッドをあててみたら、これも上手くできる。
問題は「褥瘡」のほう。血液混じりの体液がでているので、床ずれ防止パッドをあてがおうとネット注文した。
腰部だけじゃなく前足の肘の辺も、床ずれの兆候が若干みられる。
「寝たきり」になると、そうした介護に気を配らねばならなくなるが、褥瘡というのは思いのほか短い間になってしまうことを知った。
床ずれ防止のウォーターベッドを検討している。集中する体重を分散し、床ずれ防止になるという。
ちょっとお高いので「買おうかどうしよう?」とカミさんに相談すると、返ってきたのは「そうね~晩年だしねぇ~」と。
たしかに、あと何日、何か月生きられるかわからない高齢犬の「晩年」だ。
一日、一日生きているのだから、その晩年ぐらいは、自由はきかなくとも、人間が気を配って、精一杯生きて欲しいものだと思う。
ペット用のウォーターベッドを注文した。
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コメント
18年生きた我が家のワンちゃんのことを思い出します。人間と同じなんです。最後はスポイトでミルクを飲ませました。亡くなる時も今日だなって分かりました。一休みさんちも天寿全うできそうな幸せなワンちゃんです。
投稿: 杉山 | 2015.02.14 23:31
ご近所の犬を飼ってる方から「最近見かけないけれど・・」と心配して声をかけられます。
ここ数年、ペットの縁で挨拶する方も増えました。
世知辛い世の中にあって、犬がもたらしてくれた近所付き合いでしたね。
ウォーターベットの心地がよいのか体には楽そうです。
投稿: ちょっと一休み | 2015.02.15 21:09
犬の老後の世話も大変なんですねぇ・・・父はホームにお願いしていますが、本来、自分たちで世話するとなると、大変な作業になるんだなぁ・・・と実感いたしました。
96歳の父も寝たままの時間が多くなり、あまり寝がえりしないので、腰の後に湿疹ができてきたりしています。
投稿: マミケン | 2015.02.16 15:46
犬の介護を通じて、高齢者の介護、寝たきり状態の介護を考えさせられます。
褥瘡って、あっという間にできてしまうのですね。だから動かない足を右に左に体位を変えないと・・・一日中気になります。
「介護疲れ」家庭内の介護には介護者のケアも大事だと、そう思うこの頃です。
投稿: ちょっと一休み | 2015.02.17 12:01