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2015.02.24

確定申告の季節

2月24日(火) 税金と公共性

毎年この季節になると確定申告をしている。
サラリーマンは年末調整などで、ほとんど意識することも少ないが、その分税金のしくみにも疎くなるから良し悪しだ。

国税庁のホームページから申告金額を入力して紙ベースの申告書を打ちだし郵送する。
税金の還付はたかだか千円ちょっとしかないが、一年に一度「税金」を改めて知る機会だと思っている。

税務署から電子申告による納税のお知らせ通知が届くが、インターネットで申告するには、ややハードルが高すぎる。
そもそも、高齢化の波が押し寄せるなかで、自分の世代以上の方々が簡単に使いこなせるかは疑問である。
用紙に金額を打ちだして、最寄りの税務署に送るというのが、せいぜいである。

公共の用件でインターネットを使うといえば、こうした確定申告、図書館の利用、金融機関ぐらいであるけれど、つくづく思うのは公官庁関係のホームページの解りづらさである。
入力や検索やページなどが親切設計だと思えないのだ。
商業用のホームページに比較すると、見劣りすることこれ以上にない。

なぜなんだろう?と思う。
売り上げと利益が全ての商業用ホームページは射幸心を含め、心をくすぐるのに長けている・・・ということは、ビジュアルも合わせて「買ってください」というものだから。

官公庁のホームページは「買ってください」とは違うけれど、どうみても、そこには予算が注込まれていないのだ。安上がりのホームページであるのが見え見え。
だから民営化すればいいとも思わない。

きっと、市民の目線というか、公共性というか、市民生活が豊かになるためにという、そういう予算が、税金から配分されていないのだろう。
図書館など民営化されれば間違いなく「受益者負担」云々と言いだし一冊いくらと貸出料が設定されるに違いない。
儲かる儲からないとは違う次元の市民生活へのサービスが公共性に求められる。
public(パブリック)の意味はここにあるのでは。

納めた税金がもっと市民生活が潤う方向に使われなければ、これはもはや政治の問題か!




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コメント

こうネット化が進んだら「確定申告」なんかいらないんじゃないの?そもそも「取り過ぎた税金」を返してもらうのに、何で「勝手に盗まれた方」が「申告」しなければならないのか、訳が分かんない。

もう「全自動で取り過ぎた税金を返金できる」んじゃないの?ネット社会なんだから!!

投稿: マミケン | 2015.02.25 12:30

初めて確定申告したのは香典返しの代わりとして、お世話になった病院に寄付をした時です。もう30年位前です。還付される金額の多さにビックリしました。税金が天引きされて鈍感になっていることを反省しました。政治って自分達の税金の使い道を決めてるってことが「特別徴収」っていう制度で鈍感にされてますよね。

投稿: 杉山 | 2015.03.01 23:32

間宮さんこんばんは。
確定申告って納め過ぎた税金は申告しないと戻ってこないが逆に少ないと追徴されるという、まあちょっと理不尽なしくみですね。
こういう納税システム一つとっても行政のしくみから疎外されてる方もすくなくない。理解されると困ることが多いとでも「お上」は思っているのでしょうか。

投稿: ちょっと一休み | 2015.03.02 00:19

杉山さんこんばんは。
鈍感と言えば消費税など貧乏人ほど税負担が大きくなって平等性に逆行するシステムですね。一方では大企業や富裕層には法人税減税とか抜け道も多い。
最近近所のスーパーで食材を買うと出費が多いのに気がつきます、家計簿をつけてなくても実感します。
日本国民はもっと怒らないとダメですね。

投稿: ちょっと一休み | 2015.03.02 00:31

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