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2014.10.14

アサガオの話

10月14日(火) 台風一過です

台風19号が日本列島に沿って北上した昨日、みなさまご無事でしょうか?
002ご無事というよりご無沙汰ですってほうですが。

台風の進路コースの図をみていつも思うのは、東宝映画のゴジラが日本に上陸する・・・ジャジャジャン、ジャジャジャン♪っていうメロディ。

まあ、ジャジャジャンと聞こえるのは自分だけかも知れないが、台風にも名前がついていて、もちろん「ゴジラ」って名前は聞いたことがないが、この19号は「スズメバチ」って名前だった。
ずいぶん大きなスズメバチだ。

今朝、そんな台風の強い風にさらされても、まだしっかりと「アサガオ」の花が花壇に咲いていた。
アサガオの花期って7月から9月ごろのはずだけど、8月ごろに花をつけ、この10月にもまだ咲いてるのは?

花壇からツルが延び、境界をまたいで隣のフェンスにからみだしたので、「すみません、せっかく咲いてるのでフェンスを貸してくださいませんか」とお断りの一言で、生き延びた幾つかの花。

「花泥棒は泥棒にあらず」と昔の人は言ったものだが、「花の越境は紛争にならず」と・・・、これは今勝手に自分が思ってるだけのことだが、目をつぶってくれる、おおらかな隣人の優しさに感謝するところ。

たかが「アサガオの花」だけど、諍いになることもある世知辛い世の中だから、ちょっと和みの「向こう三軒両隣」の地域なのかもしれない。

と、こうして「アサガオの話」をしていたら、「あれねぇ、アサガオじゃないかもしれないよ」と妻が言う。
アサガオの種をまいたことないらしいので自生したのか?小さな種が風で運ばれたのか、鳥が運んできたのか・・・
たしかに、この数年は咲いてた記憶もないし、その前も。
どちらにしても生命力があることに違いがない。台風にもめげなかったし。

さっそく花図鑑で「アサガオ」の頁を開く。
もうアサガオという確信は一挙に崩れ、調べてみたが、ヒルガオ科のアサガオから、ヒルガオ、ヨルガオ、サツマイモ属のなんとか・・・実に種類が多い。

「葉の形がちょっとアサガオとは違うよね・・・」と言う妻の一言から、もう迷宮入りの難問題になってしまった。
人間だって種族や人種や顔かたちがさまざまでも「人」にくくられる。

たしかに朝咲いて昼前ごろには萎んでいるからアサガオでよしとしたいが、そんな「アサガオ話」をよそに、敷地も柵も関知せず、台風にも負けずに咲いてる姿はいじらしい。

たくさん咲いてる花のなかで、たった一つの花を思うことの素晴らしさを、サン=テグジュペリの「星の王子さま」は語っていたが、そんなアサガオである。
それにしてもこの花は一年中咲くのか?そうだとしたら、9月には咲き終えるからとお断りしたお隣さんに謝らなくっちゃ・・・

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コメント

先週だったか、朝ジョギングの帰り道、見ましたよアサガオ。それもけっこう数が多かった。「こんな時期にアサガオかよ!」と思いましたが、これも温暖化のせいですかねぇ・・・

投稿: マミケン | 2014.10.15 16:59

アサガオの仲間の種類はたくさんあるようですね。
まあ、こうも異常気象があると、花にも影響するんでしょうね。
僕は俳句の「朝顔に つるべ取られて もらひ水(加賀千代女)」ってのが好きです。
優しさと市井の人の人情味豊かな句だと・・・もっとも井戸など無くなった今は、井戸で水汲みした記憶のある自分の世代ぐらいが、じっくり味わえる句なのかも知れません。
アサガオの季語が秋だと今回初めて知りました。

投稿: ちょっと一休み | 2014.10.17 00:32

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