« 季節を感じる暮らし | トップページ | 木曽御岳山麓・信州プチ旅行 »

2014.09.18

はなし言葉

9月18日(木) やけに涼しくなってきた秋・・・ 

人と会い、話をしてナンボという仕事をしてきた身から、人と会う機会も減り、当然話すことも少なくなったのが現在だけど、この話すことが減るというのは、どうやら思考回路にも変化をもたらすようだ。

昨日は「懇談会」があって、説明を受けたり、質問したりというやりとりがあった。
その内のいくつかについて発言する予定だったので、多少の準備もし、論旨も考えてのぞんだが、いざ話を始めると思ったように言葉が繋がらない。

終わったあとで、あれも言えなかった、これも忘れたと、そういう思いにかられる。
昨日だけでもない、数週間前の姪の結婚式で、突然に一言祝辞を求められたが、これが支離滅裂というか、論旨が不明瞭な祝辞となって、頭の中の理論立てと言葉が逆立ちしたようなものだったので、これも終えてから悔やむことしきり。

日常の「お元気ですか、良い天気ですね」といった会話は、それほど昔も今も変わりはないが、理屈だて、考えながら喋るという習慣が減ったことが、思ったように喋れない原因かもしれない。

仕事などの社会生活は否応なしに会話に論理立てを必要とする。
立て板に水を流すごとく、上手に話す方の話の内容を追って聞いてると、やっぱり考えながら話を展開しているのがわかる。

退職した方の多くが、はなし言葉に論理性が欠ける場合がしばしばあるのは、そして饒舌な話し方が減るのは、こうした日常からの思考回路の疎遠によるものと思えてならない。
歳のせいというよりも、まとまった話をする機会がすくなくなって、対話することが減るからだろうか・・・

本当は話す中身や気持ちのほが重要なんだろうけれど、人に伝える方法が言葉だとしたら、思った通りのことを、思った通りの言葉で話せたら素晴らしいが、なかなか思うようにならない。

ブログというものも同じような気がする。
短いセンテンスで書くことに慣れてしまうと、複雑な論旨の物言いができなくなる。

もっとも、しっかりした思考だてから遠ざかると、書けなくなるのはまちがいなさそうだが、べらべらと、ゴチャゴチャと、垂れっぱなしのような、落書きのような「言葉」を文字にしていれば、案外、思考回路としては正常で、文章力はつかないけれど、疑似論理だて会話のようなもので、シニア世代には、とっても良い方法だと思う今日この頃なのです。

|

« 季節を感じる暮らし | トップページ | 木曽御岳山麓・信州プチ旅行 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

僕もスピーチ苦手だなぁ・・・つい力んでしまうのである。ごく普通の言葉から、ちゃんと本題に入って、サラリと言いたいことを言ってのける奴(広告業界にはけっこう多い)にはいつも感心してしまいます。

でも、つっかえようが、スマートでなくても、ストレートに気持ちのある言葉は聞いていて気持ちのいい物ですね。

投稿: マミケン | 2014.09.22 15:18

人前で話す機会もほとんどなくなって、ますます話すのが苦手になってくるのは、しかたないですね。
「しかたないさ」と納得して、それも今の自分、昔の姿は昔の自分と・・・
しかし言葉は魔物だと思うことが多くなってきました。

投稿: ちょっと一休み | 2014.09.22 23:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 季節を感じる暮らし | トップページ | 木曽御岳山麓・信州プチ旅行 »