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2014.06.28

久しぶりの日記

6月28日(土) STOP!精神科病棟転換型居住系施設という話

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【日比谷野外音楽堂:3200名の方々の熱意と気迫】

日課はといえば、犬の世話に家事に散歩に・・・と、だいたいそんなものですが、そんな日に行事が時々入ります。

もうすぐ満18歳の誕生日を迎え、いよいよ19年目のシーズンに突入する老犬、歩かせること、食事や給水や温度や時々失敗する下の世話が日課の中では一番気がかりなもです。
予定が入るときは、誰かに頼んだり、時間を逆算したり、若い犬ならば少々ほっておいても自力でなんとかしてくれるが、老犬なので。
お世話を必要とするお年寄りの介護と人間とペットの違いはあるが、ある意味同じようなものだと思います。

今週は毎日何かしらの予定が入り、不思議なもので何もない週もあれば、こうして集中する週もあります。
コンスタントに平均化されればと思うが、それもまた変化に乏しいような気もします。
まあ、日常の刺激としては、そうした忙しくもあり、のんびりもありというのが、ちょっと緊張感も維持されて良いのかも知れません。

6月26日、久しぶりに全国集会というのに参加するために東京まで日帰りで行きました。
日帰りでできてしまうという距離なのだと実感します。
ああ、それと首都東京のビルが密集してノッポなこと、ビルだけじゃなくて人も密集して暮らしているのでしょう・・・と、これも実感します。

厚生労働省がすすめようとしている「病棟転換型居住系施設」構想、いうならば今ある精神科病院の病棟に手を加え「居住施設」とするという、呆れた話です。

以前、仕事で何度か精神科病院を訪問する機会がありました。支援があれば地域で暮らせる方々も少なくないのに、そうした社会制度の貧しさが病院内に留まらせている実態も目にしてきました。

「病院は家じゃない!」というのはあたりまえなのに、病院を居住施設と言い換えれば事足りるとは、言語道断、愚策、人権侵害もはなはだしい。

リレートークというのがあって、現在の精神障がい者の方々の実情の訴えもあり、国際障害者権利条約を遅ればせながら批准した日本のとるべき方向とは逆行したのが、この構想に他なりません。

熱気、気迫、怒り・・・人間の文化とか文明というものは、人権意識の拡大、差別とか貧困とかとのたたかいの歴史なのだと、まあ、そんなふうに思うわけです。

今回知った精神障害の方々の実態。
日本の人口は世界の2%にすぎないが、精神科病床は世界の20%を占めている。
諸外国と比べても突出しているわけで、「退院して地域で暮らしたい」という切実な思いも、支援の少なさが、長期入院を強いている現状だといえます。

「寄り添う」という言葉が詭弁的に政治家から乱発されている「福島に寄り添う」「女性や子育て家庭に寄り添う」・・・。
ほんとうに寄り添う気持ちがあるならば精神障がい者が「地域で暮らしたい」という気持ちを真摯に受け止めるべきであって「病院を住居だ」という発想など出てこないはずです。

知らないことを学ぶ、社会の実態の真実を知る、人の一生は死ぬその日まで学ぶということかも知れません。

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