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2014.05.14

新聞紙面を散歩する

5月14日(水) さびしい夫婦の話

新聞は結構しっかりと読む方だと思っている。
まず確実に目を通すのはテレビガイド欄、スポーツ欄、三面記事・・・と、こう書くと暇を持て余す退職後の人生のようだけれど、もちろん一面記事や政治面なども目を通す。

まんべんなく読むかというと見出しと数行ってこともあるし、関心のある記事は別の面に関連があれば、それらも併せて読むこともある。

情報は新聞だけでなくネットでもうんざりするほど溢れているから、世の中の動きや、芸能記事だって、けっこう知ってる方かもしれない。

世の流れという情報を知るというだけで、世の中の「本当のこと」を知るということにはならないが、それでも情報は伝わってくる。
情報源というだけならば、インターネット情報のほうが早いのかも知れない。
が、どちらにしても、流されてるニュースを知るだけに過ぎないということだと思う。

ニュースや情報は知ったあとにどう考えるかであって、きっと「真実」というものは、書かれていない事実のほうが圧倒的に多いのじゃないかとも思う。

新聞とネットのニュースとの違いはと考える。
新聞という紙面には数多くの記事やコラムやカットや挿絵や・・・という、そういう種々雑多なものが、見過ごせばもったいないと思うことも少なくない。
その点、ネットのニュースというのは、選択された記事に小さくまとまってるから、忙しい人には良い情報源かも知れないが、日々のあれこれの出来事を自分で選択して読むというには、ちょっと不足なところがある。

たとえば週単位で特集されている投稿俳句欄とか、今日の「シニアライフ面」も読むのだけれど、そういう種々雑多な紙面のほうに、なんとなく人生の本質みたいなものを感じることが多い。

もっとも、忙しく働いていた頃はほどほどで読むことが多かったので、今では新聞も僕の社会との関わりの一つの窓口になっている。

さて、中日新聞の「シニアライフ」面の話であるが、なかなか暮らしに密着した話題が多く載っている。
世相を知るにはもってこい。「つれあいにモノ申す」という投稿欄などは、ちょっとユーモア、ちょっと自虐と、世知辛い世にあって、夫婦像を鏡のように映し出しているから面白い。

障がいをもつ方が自伝を出版して「書くことで、今日も一つのことを成し遂げたと感じられる」と紹介されている「キラリ人生」欄。人の生きる姿を知ることは、自分の生き方を考えることだなぁ~と、あらためて思ったりする。

で、その紙面に「妻と夫の定年塾」という欄に、こんな話が載っていた。

定年後に目的を失いアルコール依存症となった夫、何とか助けようと努力する妻だったが、今では息子夫婦の孫の世話が生きがいになっている、夫は年金を運ぶ人だと。
帰宅して酔った夫が「おれがアルコール依存症ならば、おまえは孫依存症じゃないか。二人とも同じなんだよ、何てさびしい夫婦なんだ、おれたちは」と・・・

「さびしい夫婦」と題して西田小夜子さんという方が書かれている。

集団的自衛権やTPPや消費税や原発やいろいろ問題の多い情報を新聞では伝えているが、そうした記事に挟まれた小さな記事を見つけて、ふといろいろ考える。
新聞のいろんな記事を選択して読むのは、散歩して生活を知るようなものだと・・・

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

新聞はとっているけれど、なかなか読み切れないなぁ・・通勤時の雑誌代わりに持ち歩いているが、今は電車で新聞の人も少ない。新聞もスマホで読んでいるみたいだ。でもパソコンで読んでいると「思いがけない記事に当たる」のは少ない感じがするなぁ・・・

投稿: マミケン | 2014.05.16 13:11

新聞をとってない家庭もあるし、とってても読まない人もいますが、テレビでもパソコンでもニュースには事欠かないのが現在ですね。
中日新聞(関東地区では東京新聞でしょうか)一昔前に比べると、ずいぶんと編集方向が変わって原発や集団的自衛権など、なかなか面白くなってきたと・・・
新聞も批判精神がなくなるとダメですね。

投稿: ちょっと一休み | 2014.05.18 23:54

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