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2014.03.16

春です、つくしです

3月16日(日) 庄内川の河川敷で土筆(つくし)と遊ぶ

Photo

万歩計が12000歩を超えた、距離にして8キロほど歩いた。
ただ歩くだけじゃなくて、地面ばかり睨んでつくし探しというわけだから、足も疲れる、首も疲れる。
護岸工事された堤防にはつくしは顔をださない、それでも雑草は生命力たくましく春を謳歌している。

もう今年はダメだろうかと諦めかけてたら、年配のおばさんが河川敷の畑の傍らでつくし採りをしていたので、ラッキーカムカム、便乗させてもらった。
「男の人がつくし採りなんて珍しいわねぇ」と。つくし採りというよりつくし撮りの僕だが、ここは褒められたと解釈しておこう。

つくし誰の子、スギナの子、「つくしは何処にでも生えるわけじゃないからねぇ」と。
やはりつくしのあるところにはスギナも見ることができる。
妻は200本以上採って用意した袋がいっぱいになる。そのうちの20本ほどが僕の収穫。
なぜ少ないかって?つくし以上にせっせと写真を撮っていた。

Photo_2

「つくし採り」は春がやってきたと実感するイベント、気温も上がって汗ばむほどだ。
つい先日まで小雪が舞う寒い日もあったのに、植物というのは季節に敏感なもので、季節感を忘れがちな人の暮らしに潤いをもたらしてくれる。

何も遠くに出かけて春を探す必要もない、どこにでもある河川敷に出かけ、どこにでもあるつくしを採る。(実はどこにでもあるわけじゃないが・・・)
こういう普通の暮らしは昔からあった。採ったつくしを卵でとじて食卓にあがる。

季節のイベントからも「普通のこと」が失われて、よく名の知られた観光地に季節感を求めることが増えたけれど、よくよく考えれば、ちょっと近くの何でもないところに、季節のイベントなんてあるものだ。

Photo_3

3年まえに「普通にくらせること」のアリガタさを身に沁みて感じた、あの気持ちは今も持続しているのだろうか。
身の丈にあった普通の暮らしの中から、損得や虚栄心や利己的なあれこれを追い出して、心の豊かさを見直そうと、そういう気持ちになったものだが・・・

自然に目を向ける機会の少ない都市生活だからこそ、ほんの小さな季節の移り変わりや、植物や動物の季節に敏感な姿にふれることを大事にしたいものだと思う。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

子供たちを見ていていつも思うのだが、「すぐに走りたがる」つまりは「すぐに結果ばかり求めたがる」のである。

テニスでもやたら速いボールを打ちたがる。それはそれでいいのだが、「確率を無視しても、スピードボールを打ちたがる」それはハードコートで高速でボールを飛びかうプロテニスを見ているから、真似したいのは分かるのだが、速いボールを打つよりも、ゆっくりと100球~1000球ラリーが続けられるか?の方が僕は大事と思っている。

壁打ちで、永遠に壁には勝てないように、高速で打つのはいいのだが、「打ちながら休む」のを覚えるべきである。フルマラソンでも全コース全力で走ったら「潰れるだけ」である。

高校時代の軟式テニス合宿で「振り回し20分」という地獄のメニューがあり、走らないと容赦なく後にいる先輩からボールをぶつけられた。

そこで僕が編み出した「技」な何球目かにロブを入れることだった。ロブは相手のコートにボールがバウンドするまで、自分は休めるが、相手はずっと休めないのであった。おまけに高くバウンドしたボールは硬式テニスではフォアバックとも「打ちにくい球」なのであった。・・・つまりは、僕はこの「地獄のメニュー中」けっこうい「休んで」いるのであった。

それを後輩に教えても「なるほど」とは言うが、「速い球」を打つのは、一向にやめないのであった。「速い球は慣れられる」「ミスを誘うのは速い球と遅い球のコンビネーション」なのだが・・・

投稿: マミケン | 2014.03.17 17:07

子どもたちばかりか大人たちもすぐに結果を欲しがりますね。
まあ、結果社会の風潮だからそれが標準なのでしょうが、その過程はほとんど意味をもたないのだ!とでも言ってるように聞こえます。
でも、よく考えると結果は良いほうがいいけれど、過程こそ自らを豊かにも貧弱にもさせるもので、もともと目的を設定するってことは、紆余曲折が当たり前だと思うのです。
今日も会議があって、みんな失敗や誤りをものすごく恐れているので、そうすると委縮しちゃうんですね。
自由にやればいいのに、その方が案外良い結果を生むものだと思うのです。

投稿: ちょっと一休み | 2014.03.18 00:54

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