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2014.02.26

椅子

2月26日(水) 慣れない椅子はどうも・・・

ふかふかの応接セットの椅子に腰かけて2時間ほど話し合いをしてたら腰にきた。
柔らかそうで十分にくつろげそうなソファーなのに、あれはどうも性にあわない。

むしろ、その前の2時間ほど座って会議をしていた、どこにでも転がっているパイプ椅子のほうがまだ僕の尻には合っているのかも知れない。

椅子というのはある意味権威の象徴のようなもので、知事とか社長とかの背もたれが高く高級な革張り椅子は、一般人とは違うとでも言いたげである。
肘掛というものは肩書きがつき、どんどんと「偉く」なるにつれ、大きく立派なものになるものだ。

そういう椅子で行う仕事というのは、判を押したり書類に目を通したりなので、パソコンやペンを片手に忙しく立ったり座ったりする一般人には、余分なものである。

長年、肘掛もないパイプ椅子で仕事をしてきたので、やたらふわふわした椅子というものには腰が馴染んでいないのだと、そう思えてならない。

少し硬くてぎこちないくらいの椅子のほうが、結局は体には好都合のような気がするのは、自転車のサドルの硬さに似ている。
初めて自転車で数十キロも走ると尻が痛くなる、痛いので柔らかいサドルを欲しがるが、慣れてしまえば、弾力もバネもない硬いサドルの方が、実に快適であることを知る。

分相応というか、人間工学というか、慣れというか・・・居ごこち座りごこちというのは自分に似合うものを探して見つけ出すことかも知れない。

そんなことを考えていたら、家庭にある椅子の類の中で、おそらく一番座りごこちが良いのは、リビングのソファーよりも、パソコンの前の椅子よりも、実はダイニングに置かれた食卓の椅子じゃないかと思う。

というのも、そこが暮らしのなかでもっとも人が集まる場所、椅子だからだろう。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

「椅子から見る生活論」ですね。僕はけっこういろんな椅子を持っていますが、長時間作業(「寓話通信」の袋詰め150通など)に使ったのは、背もたれのない、膝の前部分とお尻部分は斜めになっており、普通の感覚で言うと「こんな椅子、腰掛けられるのか?」と思う椅子でした。ノルウェイ製で25000円くらい。でもそれだけの意味はありました。腰を痛めた時、これが1番楽でした。
http://www.muratakagu.co.jp/VARIER/Variable.balans.html

投稿: マミケン | 2014.02.27 10:06

友人で高価な椅子を惜しげもなく買うという話を聞いて、ふ~んそれが自分に合ってるならいいのかなと思いましたが、きっと僕は頑丈で何年も使えて腰に負担がないって基準に落ち着くだろうと・・・文化・芸術の香りが椅子まで降りてきてない(笑)
紹介のこの椅子は東急ハンズで見かけました、変形の座椅子のような座り方で、猫背にはなりにくいのでしょね。
ちょっと興味をそそる椅子ですねぇ~物欲がムラムラと・・・(笑)

投稿: ちょっと一休み | 2014.02.27 22:31

こんばんは。

椅子がテーマのブログ。
椅子だけでこれだけの文章が書けるなんて!

やっぱりさぼったらいけませんね~。
書けなくなります。

最後の締めの数行が光ります。(笑)

投稿: tami | 2014.03.02 20:42

tamiさんこんばんは。
10年ほど使ってたパソコン椅子がへたってしまい、娘の学習机椅子を廃棄の運命から救い出して使っています。
ブログを書くために、話題とか思いつきとかを一応気にして暮らす毎日です(笑)
が、そうした気にすることで変わり映えのしない日常にもちょっとだけ充実感ができますね。
退職して毎日の仕事という人生のレールがない今、頭の老化対策にもなってるかなぁ~(笑)

投稿: ちょっと一休み | 2014.03.03 20:58

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