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2013.12.07

恥を知れ!

12月7日(土) 12・6秘密保護法反対デモ行進(名古屋)

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南アフリカのアパルトヘイトとたたかいあらゆる差別の撤廃を訴えてきたネルソン・マンデラ元大統領が亡くなった12月6日、日本では秘密保護法が強引な数の力で可決された。

何が秘密なのかも国民には知らされず、国の意図するままに国民の知る権利も奪う、言うならば「秘密保護」の名のもとに何でも出来てしまう、いやはや恐ろしいしろもの。
作家、ジャーナリスト、文化人、弁護士会・・・と日を増して反対の声が大きくなっていったのは、当然のことでしょう。

「知らぬ間に軍靴の足音が大きくなる」というのは、きっとこうした「弾圧立法」とでも言える秘密保護法やいろんな法律が作られ、文字どおり「知らぬ間に」引き返せないドロ沼に足を踏み込んでゆくことに違いない。 

その12月6日の金曜日、数日前チラシで秘密保護法反対の集会とデモ行進があるのを知って、やっぱりねぇ~、一声ぐらいは「秘密保護法反対」と叫んでみるかと一人いそいそと出かけた。

こういう気分というか雰囲気は、あのベトナム戦争反対という70年代を思いおこす。
組合の動員で集会というのは何度か行ったが、やはり緊迫した国会情勢もあって「秘密保護法なんてとんでもない」という思いにかられた市民がほとんどだ。

思えば世論の反対の声や議論を尽くせという声があるにもかかわらず強引に可決すること自体が、政党の議員の数の力の横暴で、もっと議論して問題点を国民に理解してもらうという、民主主義の原点からの逸脱だろう。

近くにいた人の手作りの「私たちはテロリストじゃない!」というプラカードが目についた。
デモや集会が「本質はテロと同じ」と言った閣僚、これは「秘密保護法の本音」を思わず漏らしたわけで、法案の暗に意図するところがよく解りやすい。

こういう政府の本音に、二度と戦争などまっぴらだと思う市民感情はピンと来るもので、僕だって、デモ行進で「秘密保護法反対!」って叫ぶことが「テロと同じ」と言われれば憤りを感じ、これほど国民の意志を馬鹿にした話はないという気持ちにもなる。

「政党の議員の数の横暴」と「デモはテロと同じという本音」、この二つは、秘密保護法というものの本質をよく表しているものだと思う。

知り合いは誰もいないだろうなぁ~と思ったら、「チラシで知ったんだわ」と言うYさんが参加していた。障がい者の施設のSさんの姿も発見したら「ああ、一人じゃなくて良かった~」と。
 
秘密保護法は可決されたけれど、こういう社会の健全な世論があるかぎり、きっとこれからも続々と出てくるおかしな法案をくいとめる手段の一つになると思う。
「自民党は恥を知れ!」「公明党は恥を知れ!」と訴える誰かの声が妙に心に残った。
 

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コメント

安倍政権は「経済国家」を守りたいのであって「国民」を守りたいのでもなんでもない。アメリカの言いなりになって憲法改正しアメリカ軍の肩代わり国家を作ろうとしているとしか思えない。戦後、アメリカに逆らった政府側政治家っていない。つまりは「植民地・日本」のままってことですね。これは。

投稿: マミケン | 2013.12.10 09:57

日本とアメリカの関係を考えると、結局「日米安保条約」に行き着きますね。
「核の傘で守られてる」「アメリカが控えている」等、軍事同盟なんですね。だから言いなりってことです。
歴代政府も与党も野党の一部さえ「日米安保」をやめて、各国と平和友好条約を結ぼうとは誰もいいません。
TPPなんて米国の経済戦略で、日本は食料自給すら危ういし、米国資本の日本市場進出を容易にさせます。
こりゃあ「亡国の道」ですね、このことを一番肌に感じて解ってるのが基地の島沖縄の人たちでしょうね。
ヒットラーは権力末期に「ファシズムと自分を批判するけれど、その自分を選んだのは国民じゃないか」と居直りました。
世の中の流れをしっかり見てないと怖ろしいですね・・・

投稿: ちょっと一休み | 2013.12.10 23:37

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