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2013.10.28

読書週間

10月28日(月) どくしょしゅうかん

 10月27日から11月9日までの2週間を「読書週間」という。
 そう言われればそうかと思うが、ほとんど日常的には忘れているもので、たくさんある〇〇週間そのものを意識して暮らすことはまずないと思う。

 しかし、この「読書週間」って戦前からの行事だったと、つい先ほど調べて知った。
 それで、当然にも戦時中の1939年には廃止され、戦後の1952年に復活しているのは興味深いことだと思う。
 戦争一色に塗られた出版・文化はこういうところにも表れているんだと。

 ところで、気温が15度を下回ると脳が活性化されるそうで、これは皮膚が寒さを感知して脳を刺激することらしい。
 昨夜などは15度を下回ってたから、よほど脳も刺激されたと思うが、布団に入ればそれなりに暖かく、ついつい眠気のほうが上回る。
 最近の特技は布団の中で、文庫本をもったまま眠る、気が付いて灯りを消すという、「読書習慣」のスタイルになっている。
 秋の夜長に読書というのは、そういう気候が読書にふさわしいからということ。

 中日新聞の「中日春秋」というコラムに「読書習慣」の話題が載っていた。
 いわく「小学生の読書量はかなり多いが、中学、高校へと進むうちに減って行く。勉強が忙しくなるせいもあるだろうが、この傾向は小学生の時に読書の習慣が本当は根付いていないからではないか」と。

 活字を読む量は成長につれて増え、知識も教養も「勉強」として読書して行くのだと思うが、きっと読書としてよりも受験の為の「本」なんでしょう。
 コラムでは哲学者の三木清の「如何に読書すべきか」を引用し、「子ども自身が本当に面白いと思える本を与えること」が大切だと結論付けている。

 なるほど!だと思うが、本を読むよりもゲームなどのほうがずっと面白いと言うのが今なのかも知れない。
 本を読むという習慣が養われていなければ、読書も辛い勉強の延長になってしまう。
 論理的な思考は文字によって頭の中で再構築されるはずだから、「読書」によるところは大きいものがあると思う。

 「面白いと思う本を子どもに与える」といっても、与える大人がはたして「面白い本」を読んでいるのだろうか。
 「如何に読書すべきか」ということを自分自身に問うてみたくなる。

 そうすると「読書週間」というイベントは「読書習慣」を考えてみる2週間ということかも知れない。
 
 
 
 

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