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2013.09.05

豪雨とスマートホン

9月5日(木) 昨日の豪雨で酷い目にあった

 昨日の豪雨では中区、港区で100mmを超す激しい雨が降った。その激しい雨の中を車で帰宅する羽目になったという話。

 嫌な予感はしていた。
 午後から港区へ「ボランティア出勤」となり、西の空を見上げれば黒く厚い雲に覆われていた。
 突風や竜巻や豪雨といった異常気象が異常じゃなくて普通のニュースになる最近、4~5時間は少々の雨降りで収まって欲しいと思っていたが、そんなに思い道理にもならないのが自然というもの。

 幸運とか不運とかタイミングが悪いとか、そういう考えはストレスを持ちこまないので「鬱」にはならない・・・と、テレビの番組で誰かが喋っていたけれど、不運というものはだいたいが重なってやってくる。

 会合がもうすぐ終わりにさしかかり、送迎車両が動けなくなった、障がいのおもい方がパニックになって・・・と、会議どころではなくなり、慌ただしく終了した頃には、道路は冠水状態だった。
 市内でもよりによって港区の降水量が多かったというが、問題は道路を車が動くかということと、実はガソリンのメーターランプが最後の一つで点滅しているということ。

 早く帰らねば、愛犬も腹をすかして泣いてるだろう。
 低い道路は冠水で通行止め、裏道を探しながら・・・考えることは誰しも同じものだが、結局は幹線道路へと導かれ、その幹線道路、国道一号線は渋滞で車が長蛇の列になっている。

 スマートホンには緊急災害情報のメールが大音響の通知音で鳴り響くが身動きがとれない・・・だけじゃなくて、ガソリンが無くなる不安の方が大きい。
 出がけには2つほど燃料ランプが点いてたはずなのにと悔やんでもしかたがない、豪雨渋滞と燃料のトリプルで、国道の渋滞のど真ん中でエンストしたら、大迷惑な話になる。

 道路というのは中央が盛り上がってるので車は中央寄りに集中する、歩道寄りは冠水・・・川状態になる。
 どうせギブアップするなら道の端っこで沈没するしかない、いやいや、まだ数キロは走れるだろう・・・もう、頭の中は選択を迫られる。

 運というのは交互にやってくるらしい。
 思い切って車のいない歩道側の車線に水没する不安を感じながらハンドルを切って突入した。
 ・・・・ここからは、不幸中の幸いってやつで、渋滞する車の列を横目に、渋滞する運転手からは「なんちゅう無謀なことを」という視線に晒されて、どうせどこかでガス欠さぁぁ・・・と腹をくくって。

 冠水の酷いのは数百メートルだけだったのが幸いして、なんとか水没することもなく「泳ぎ切る」ことができた。
 そこから裏道のこれまた川の流れの中を、ひたすら「日頃の行いの良さに免じて頼みます」と願いながら、数か所の危険な冠水場所を乗り越えることができた。
 ガソリンスタンドを見つけ給油ができた頃には、ほっと安堵感だった。

 スタンドの店員さんに聞くと、少し前はここも水浸しだったという・・・やれやれ。
 30分ほどの距離を2時間半かかって、やっと帰宅した頃には、愛犬ポン太も腹を空かせていたのだった。
 やれやれであった。

 91歳になる瀬戸内寂聴さんがテレビでスマートホンを使っていると、画面に指を滑らしていた。
 凄いものだと感心する。凄いのはスマートホンを使ってる、それも若者のように、何やらデコレーションしている。
 ・・・というのが凄いというよりも、91歳を超える歳になっても衰えない好奇心、遊び心が凄いと思う。

 先日携帯がおかしくなって、もう換え時だろうと自分に言い聞かせて機種変更した。
 GALAXY NoteⅡ、普通のスマートホンより一回り大きく、タブレットPCより二回り小さい、持ち歩くことよりも、まずは見やすい画面でというのが優先される。

 思いおこせばスマートホンはまだアンドロイド携帯といわれる頃から使ってるので、意外と流行の先端を走ってるようなものだ。
 ・・・と、少し自慢して、何の意味もない自慢だと自嘲するのだけど。

 流行を追うというよりも、スケジュール、天気予報、メール、歩数計、辞書、音楽、GPS、そして携帯電話の機能と、まあこれ一つで役立ってたから、そういうものに慣れると手放せなくなる。
 ゲームとかはほとんど興味はないしあれこれアプリケーションもあまりない。

 人間の代わりにはならないけれど、社会のあれこれを教えてくれたり、自分の予定を教えてくれたり、ともすれば怠惰で健忘しがちな頭の訓練には、スマートホンは良いのかも知れないと思う。

 文字が小さいからと、高齢者用の「ら〇ら〇ホン」ってのも出てるようだけれど、ちょっと頭の体操には良いような気がしている。
 こいつで人と繋がろう・・・ライン。
 などとは思わないし、それが疑似コミュニケーションであると自覚しさえすれば、高齢者にとって社会との一つの窓口になるのかも知れないなぁとも思う。
 若者よりも高齢者にふさわしいスマートホンの活用が見直されてもいいのじゃないかと思う。

 好奇心や遊び心やほんの小さな文字会話も、ぼんやりとテレビの前で受け身で過ごすことを考えれば、高齢者がスマートホンで、あれこれ好奇心を持って遊ぶのも、大いに脳の活性化につながるのではないかと思う。
 スマートホンに入った緊急災害情報メールも、どれほど役立つかは分からないが、それなりに心の準備となったのは間違いなかった。
 

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コメント

豪雨の中のガソリン切れスレスレは恐怖でしたねぇ・・・東京方面でも、いつ、どこで、どんな雨が降るか?はまるで予測できない日々が続いています。

投稿: マミケン | 2013.09.06 12:30

緊張感が伝わりました。セーフでよかった。私も自転車をやめてバスにしましたが、ほとんど動かない区間があり、途中降りて歩きました。帰宅難民という言葉を思い出しました。歩道も歩く人で渋滞。通常より一時間半余計にかかりました。翌朝は自転車出勤しましたが昨日は大変でしたねという言葉があちこちで飛び交ってましたよ。

投稿: 杉山 | 2013.09.06 19:55

間宮さんこんばんは。
どんな近代都市も自然の猛威には勝てないということですね。
200余万人の名古屋でこのパニックでしたから、さらに人口密集した首都東京では凄いことになるのだろうなと想像します。
やはり雨水を吸収する山の広葉樹も減り、都市の土も減り、その結果なんだと思うのですが・・・

投稿: ちょっと一休み | 2013.09.07 00:44

杉山さんこんばんは。
予想されている東南海地震はこれとは比べ物にならない被害になるのだろうと想像できます。
障がい者作業所の送迎時間にあたったので障がい者も職員も慌てふためく状態でした。
最後はやはり体力と気力と情報力かなぁ~?要支援者は大変だと実感しましたね。

投稿: ちょっと一休み | 2013.09.07 00:57

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