« 朝顔 | トップページ | 擬態 »

2013.07.30

雨の物語

7月29日(月) 雨の月曜日、一週間の始まりです。

一日雨が降りやまない月曜日。
愛犬にレインコートを着せて雨のなかを散歩します。
洗濯物を部屋干しして、こんなにも湿度が高い日はしっかり乾かないだろうと、エアコンの除湿をONします。
晴れていれば・・・昨日の天気予報は雨とは伝えていなかったので、のんびりと公園にも自転車を走らせようと思っていた。

一日部屋に閉じこもって、読みかけの「坂の上の雲」のページをめくったり。
時間がゆったりと流れ、雨の日も悪くはないものだと・・・
70年代のフォークソング集を聞きながら、世間は月曜日、追われるように日常が始まっているのだろうと思う。
イルカの「雨の物語」が流れてきました。
西日本では豪雨だというから、雨の叙情を云々してるのも気が引けるが、それでも雨が降りやみません。

1977年の「雨の物語」歌です、二番の歌詞がいいと思う。

誰もが物語 その1ページには
胸はずませて 入ってゆく
僕の部屋のドアに かかれていたはずさ
「とても悲しい物語」だと。

作詞作曲は伊勢正三。
どこにでもある日常の風景、雨の風景の中に悲しい恋の物語が折り込まれている歌詞だと思う。
このはっきりしない淡い叙情とでもいうのか、そういう風景は今では成り立たないだろう。

ケイタイがありメールがあり、恋の物語も言葉や文字のやりとりになっている。
あの頃の時代は恋する言葉よりも、何も語らない風景の中にぼんやりと息づいていたような気がする。
危うさがいつも同時進行していた時代だったような気もする。

文明が進歩して手に取るように相手の息遣いがわかる時代は、人と人との距離、恋する二人の距離も必要以上に接近したのでしょう。
それが・・・その進歩とか便利さというものが、不安定で曖昧なこころの中を推しはかるよりも、はっきりしたものを求めるようになったのでしょう。

手に取るように相手の存在が確かめられない時代だからこそ成り立つ曲のような気がします。

【雨の物語】 YOU TUBEより

|

« 朝顔 | トップページ | 擬態 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 朝顔 | トップページ | 擬態 »