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2013.06.21

おたまじゃくしは蛙の子~♪

6月21日(金) みんな成長するんだなぁ~

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【散歩の途中の写真はこんなものです、それにしても小っちゃいおたまじゃくし】

 福祉の仕事をされている若い職員さんたちから「飲み会にどうですか」と声をかけてもらいました。
 3時間ほどいろいろ話をして、それなりに歳相応の話をしてみたけれど学ぶことの方が多いものです。

 世代の違いを超えることの難しさは、歳を重ねた者が年齢とか地位とか肩書きとかを取り払うことの難しさかも知れません。
 ただでさえ若者はこうした年長者の属性に委縮するのが、日本の儒教的な国学思想のような風潮の土壌があるわけですから。

 この歳になって、「どんな生き方をしてきたのか」と自問するときは、ちょっと辛いものを感じるが、「若い」というのは良いもので、将来とか可能性とかを語るときの瞳の輝きは、この世代にしか表現できないことだと思うのです。
 その分、不安とか失敗とかがつきまとうのも、物事の裏表ということでしょう。

 歳を重ねると、物事の結末が見えてしまうような気がして(ほんとうは、そんな結末など誰にもわからないが)瞳が曇りがちになるのです。
 いつの時代も「若者」の可能性、将来に向かうエネルギーは無条件に凄いのかも知れません。
 曇らない心の瞳をいつまでも維持し続けねばなぁ~と、毎度反省も多いものです。

 さて、台風が来るぞ~、来るぞ~と覚悟した飲み会の日でした。
 「オオカミ少年」のようなもので、来たのは梅雨前線を刺激した低気圧だった、いや低気圧に変わったというべきか。
 ポツリポツリと降る雨の合間に愛犬ポン太を散歩に連れ出しました。

 雨の日はひときわ元気よく蛙が田んぼで合唱しています。その田んぼの小さな用水路で発見した生物は・・・
 「アメンボ」「タニシ」「ザリガニの赤ちゃん」そして「おたまじゃくし」でした。
 小学生の観察日記みたいな話ですが、みんなこれから成長する「若者たち」のようなものです。

 ザリガニの赤ちゃんとおたまじゃくしが水中で泳ぎ比べをしていました、圧倒的にザリガニの方が速い。
 これは生きる術なのでしょう、晴れれば空から真っ黒なカラスに狙われます。カラスだけじゃなくて網とバケツを持った子どもたちから逃れなければなりません。

 人間を含めた自然界はそんな環境を強いるのですが、初夏の頃には手も生え足も生え一人前の蛙になるでしょう。
 大きなハサミを持った立派なザリガニになるでしょう、人の子もやがて大人になって社会を支える人になるのでしょう。

 自分一人の個体としての人生を考えると、なんだかふと天動説と地動説のような関係に思えてきました。
 自分の一生が地動説のように、生まれ、幼年期を過ごし、青年となり、仕事に就き、結婚したり、子どもが出来たりして、そして老いて行くわけで、そのときどきに死んでしまいたくなるほどに悩んだり、生きてて良かったと思ったりします。

 しかし、そうした自分の個体としの視点ではとらえきれない社会的存在としての自分があるわけです。
 天動説のようなものですが、それが真実ならば、やっぱり「自分」というものが社会との関わりなくして存在しない・・・ということになるのでしょう。
  
 けれどザリガニもおたまじゃくしも、そんな理屈は考えません。
 「おたまじゃくしは蛙の子、ナマズの孫ではあるまいな~♪」とアメリカ民謡のメロディで歌った童謡の視点は、人間だからこそ言えるものです。

 田んぼにいろいろな生き物が生息していて、その生を必死に全うしようとしています。
 自然の環境から学ぶことはたくさんあって、そういう実感を通して天空の一つの星の一つの国の一人の人間だと自分を見ることができれば、じつに楽しいことじゃないかと思うのです。
 学び成長するというのは実感する気持ちということでしょうか・・・

 


 

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コメント

オタマジャクシを見たのなんて、小学校以来だなぁ・・近所の寺の裏に池というか沼があって、そこに生息していたと思う。懐かしい映像をありがとうございます。

投稿: マミケン | 2013.06.24 12:30

いつもコメントありがとうございます。
田んぼがあって稲が育ち、こんな生き物が生息している風景が名古屋市内の近所で見られるのはありがたいものです。
近所の子どもたちにとっても貴重な遊び場になっています。ずっと続いて欲しい風景です。

投稿: ちょっと一休み | 2013.06.25 00:39

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