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2012.09.15

風が窓を通り抜けて・・・

9月15日(土) たますだれ

P1060729

 雲行きの怪しい日が続いています。
 夏のあいだ、開けっ放しだった窓も、突然の豪雨のたびに、あわてて閉めることの繰り返しです。
 その窓も、朝晩はひんやりする季節になって、通り抜ける風も心地よくなりました。

 近所の田んぼの稲も、青い穂が垂れ下がりはじめ、近視眼的な日々の暮らしの中で、季節のうつりかわりに、ちいさな驚きを感じることがあります。
 暑い暑いといいながら、夏は遠ざかっています。

 僕の好きな歌に吉田拓郎の「夏休み」というのがあります。
   麦わら帽子は もうきえた
   たんぼの蛙は もうきえた
   それでも待ってる 夏休み

 来年の夏はどんな夏だろうと・・・過ぎて行くものに懐かしさを覚えるものです。

 田んぼの稲も、すくすくと育って、来月あたりには刈り入れになるでしょう。
 その田んぼの畦に白い花が咲いていました。
 自生花の雑草の花だろうかと思いましたが、田んぼの青い穂を背に、そこだけ華やかでした。

P1060730

 花の名前をすらすらと言える人は羨ましいと、いつも思うのです。
 家に帰って、花図鑑で調べてみました。
 花図鑑、どの花も同じように見えてしまうし、いったいどうやって調べるのだろう・・・
 と、無い知恵をしぼりながら、撮った写真と見比べます。

 「たますだれ」だと思うのです。
 自生花じゃなくて、鑑賞用のれっきとした庭花です。
 日当たりのよいところで純白の花をつけ、夜になると萎むとありました。

 これは、夜になったら見に行かなくては・・・
 暗くなって、ポン太の散歩のついでに、すっかり花弁は萎んでいました。
 間違いないだろう「たますだれ」で、たったそれだけですが大きな嬉しさです。
 (「たますだれ」じゃなかったら?・・・まあ、それでもいいのです)

 だれが、ここに植えたのでしょう。
 それは、きっと花好きの女の子が、そっと植えていった・・・妄想は膨らむものです(笑)
 
 田んぼの稲も、畦に咲く白い花も、季節の窓のようなものです。
 そこを吹き抜ける風のような眼差しをいつまでも持ち続けたいものです。
 

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コメント

吉田拓郎の「夏休み」ですかぁ・・・僕も好きな歌です。アルバム「元気です」の中の1曲じゃなかったかなぁ・・・当時はフォークが若者の最先端でしたね。

投稿: マミケン | 2012.09.18 10:48

夏も終わって秋ですね~。
秋といえば、毎年写真のアップされている「案山子コンクール」が開催されたのですね。
力作が多いなと感心します、あの金環日食カカシなんか、もうその着眼と想像力のたくましさから、傑作ですね。
いつも楽しみにしているコンクール写真で、元気になれます。ありがとうございます。

投稿: ちょっと一休み | 2012.09.18 22:49

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