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2012.09.28

今年も案山子がやってきた

9月28日(金) 実りの秋には、この風景が似合う

 田んぼが黄金色になる頃といえば案山子でしょう。
 害鳥獣を追い払う案山子が、今年も近所の田んぼに立ちました。

P1060768

 毎年、この田んぼで稲を育てている小学生たちの作る案山子ですが、今年は例年になく「難解」な案山子です。
 僕の歳になると、へのへのもへの案山子の定番イメージがあって、限りなく人に近い案山子を想像してしまうものです。
 それがどうでしょう、田んぼにたった案山子は、まず顔が顔らしくありません。

 古着や不用品を持ち寄って作った、子どもたちの案山子は大人の想像の領域から大きく外れています。
 上手に作ろう!なんてお馬鹿な大人の考えを通り越して、自由奔放な案山子になっています。
 案山子らしい案山子を作ろうなんて、ケチな大人の了見だと思い知らされました。

 リアルな案山子を作らなきゃならないと思う気持ちの不自由さです。
 そう思って見ていると、なんだかワイワイガヤガヤと騒ぎながら作ってる教室の風景が見えてきました。

P1060767
 
 こちらは「千と千尋の神隠」に出てくる「顔なし」かなぁ~?
 いやいや、そうじゃないかも知れません、何だろう、誰だろう・・・「リアルな規格」の中にどっぷりつかると、そう思って見てしまうけれど、子どもたちにとっては、きっとそんな事は意味がないのでしょう。

 田んぼの稲を狙うスズメや害鳥獣を追い払えばいいんですから。
 そのための案山子は、何よりも人や自然にも負けない自由、自分たちの好きなものを、思い通りに作ればいいわけで、もう「難解だ」なんて思う、僕らの方がおかしいのだろうなぁ~。

 今年も子どもたちは傑作案山子を連れてきてくれました。
 スズメもきっと待ち遠しかったに違いありません(笑)
 ありがたい風景です。

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コメント

あの頭がいいカラスがカカシを「人間と思った」なんてケースは皆無だとおもうんですが・・・・

野に置くとカカシはカカシらしくなりますねぇ・・「やはり野に置け蓮華草」みたいに「やはり田に置け秋案山子」ですねぇ・・・

投稿: マミケン | 2012.10.01 15:43

カラスのゴミ漁り頭脳的ですし、我が家のカーポートには糞をまき散らし困っています糞害・・・憤慨してます(笑)
都市農業という消えゆく田んぼだから、余計に案山子が立つ風景が愛おしいですね。
ここもあと何十年も経ったその時「昔、子どもの頃にここに案山子を作ったのよ」と、幼児の手を引く親の姿があるのか・・・経済の不均衡は政治の失敗でしょうね。
間宮さん自転車通勤されたのですね。
ははは、他人ごととは思えず嬉しいですね~。
夏は地獄です(笑)今からが良い季節です。
昨日まであった木の葉の最後が落ちて・・・冬に向かうこの季節しか体感できない自転車からの風景が僕は好きですね。
帰宅時に喫茶店でちょっと憩いのひと時、行きたい店に寄り道、自転車のよいところですね。ぜひぜひ・・・

投稿: ちょっと一休み | 2012.10.01 21:46

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