« 秋とサイクリングと自転車の想い出 | トップページ | 面影探し »

2012.09.21

男のアイロン掛け

9月20日(木) 「そこにシワがあるから」

Binout
【富士山頂でアイロニング風景:HPより】

 エクストリームアイロニングというスポーツがあります。
 れっきとしたスポーツです、とわざわざ注釈しないと「ほんとかな?」と思われそうですが・・・
 『山や海、川などの厳しい自然環境下において、アイロン台を出し、涼しい顔で平然と服にアイロンを掛けるという、なんともスタイリッシュ(?)な極限的スポーツです。』(このスポーツの代表の松澤等さん)

 富士山に登山し、山頂でアイロニング、熱源は発電機を背負ってと、いろんなスポーツとコラボして「究極のアイロン掛け」「男のアイロン掛け」を唱えています。

 数年前、松澤等さんの著書「そこにシワがあるから エクストリーム・アイロニング奮闘記」(早川書房)を図書館で借りたのが、このスポーツを知るきっかけでした
Photo38_2
 ジョークの世界のようなスポーツだと、最初は驚きましたが、ちょっとユーモラスでもあり、かつ自然との格闘は、もはや清々しい域だなあと思いました。
 
 このエクストリームアイロニングの話を書くのは、当時は自分がアイロンがけをするとは思いもよらなかったのが、近頃では、セッセとかけているからです。

 セッセとアイロンを引っ張り出して、昔から使っていたアイロン台を置いて、精を出していました。
 が、このアイロン台が小さいからかけにくい、正座して足腰がいやはや疲れる。
 疲れにくい機能的なアイロン台が欲しくなる。
 こういう話は、どちらかと言えば「主婦の苦労ばなし」だが、どうして、どうして「男のアイロン掛け」でも同じ思いです。

 スタンドタイプのアイロン台が欲しい、と思いついたのが8月の末ころで、妻に相談しました。
 もちろん、もはや「男のアイロン掛け」が定着している我が家では、誰も反対しないわけです。
 ネットで注文して、思ったよりも大きいから、どうしても出しっぱなしになりがちで・・・

 部屋の隅に立て掛けておいたら、いつのまにか古~いタンスの肥しのスカートがアイロン台カバーになっていました。Img_0003
 こういう家事というのは、いかに楽しむか、遊びながらやるのがいいです。

 エクストリーム・アイロニングというスポーツは厳しい自然環境下で行うスポーツ。
 富士登山にアイロン台を持参する松澤さんの動画がアップされています。
 手にしたアイロン台を見て、登山者が妙なものを見る顔でいると、「アイロンをかけるのです、常備品です」と。
 可笑しい会話でしたが、そういう何ともいえない「厳しい環境+アイロン掛け」を平常心で語るところに、なんだか人間の遊び心(スポーツ心)の神髄みたいなものを感じます。

 そんなわけで、アイロン掛けも上達しました。(と自分は思っています)
 「そこにシワがあるから」とは松澤さんの名言です。
 僕はエクストリームアイロニングは出来ないけれど、窓辺あたりでセッセとアイロン掛けしてる姿は、通行人が見ればちょっと「おや?おや?」「ちょっと頑張ってる」でしょう。

 暮らしにも、少しの可笑しさ(汗をかきながらセッセとアイロン掛けする姿はおもしろいじゃありませんか)と、ひたむきさがあると楽しいものです。
 仕上げのたたみ方も我ながら進歩したと思ってたら、「上手い、上手い・・・、あとは料理だわね」と誰かが・・・。  
 
 (※写真はExtremeIroningJapanのサイトからお借りしました)
 
 

|

« 秋とサイクリングと自転車の想い出 | トップページ | 面影探し »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

沖縄で生まれて初めて一人暮らしを始めた時、確かアイロン台とアイロンを買って1回かけた記憶はあるけど、その後どうしたかなぁ・・・・アイロンをスポーツにしている人がいるとは笑えました。

投稿: マミケン | 2012.09.21 09:26

初めて知りました。最近のキャンプは、道具だらけでテーブルにクロスまで・・・ついにアイロンまでかい!ってなんも関係意味がなさそうなのが面白いね。

投稿: 杉山 | 2012.09.22 20:03

間宮さんこんばんは。
ははは、競輪選手が自転車にのってアイロン掛けしてる写真を見たときには、おかしさを通り越して、このスポーツの限界とか、終点など無いのじゃないかと思いました。
水中や絶壁やキリマンジャロ山頂やワニのそばでのアイロニング・・・選手の方は、けっこう真剣に競技されてるようです。
ある意味常識とか定番とか、そういう固定観念を捨てないと出来ないスポーツだと思いました。

投稿: ちょっと一休み | 2012.09.22 23:45

杉山さんこんばんは。
ここで言うのもなんですが、自転車通勤がんばってますか~。
自転車もそうですが、このアイロニングって、利便性、合理性、効率性、そういったものとは真逆なスポーツだと思いませんか。
キャンプも自宅のキッチンの延長線なのですね、不便なことにあえて挑戦するのも、人間らしさの回復につながるような気がするのですが・・・ははは。

投稿: ちょっと一休み | 2012.09.22 23:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 秋とサイクリングと自転車の想い出 | トップページ | 面影探し »