« 夏草の香り | トップページ | シェードの木陰アート »

2012.07.17

「男の料理」

7月17日(火) 東海地方も梅雨明けした

 「男の料理」「男の書斎」・・・あまり好きじゃない言葉ですね。
 単に「料理」とか「書斎」でいいのではと思うけれど、「男の」とつけば、何やら非日常的な雰囲気になってしまう。

 何やら特別なもののように思われるのは、世の中の男性諸氏があまりにも家事とか料理とかの、生活感覚が乏しいことの裏返しなのでしょうか。
 もっとも最近の若い夫たちは、家事も料理も洗濯や掃除だってまめな人が多いようですが・・・
 生活のために料理もするし、家事もする、ということで良いのではと思っています。

 ひょんなことから、「美味しいカレーライスを作る」と言い出すことになった。
 「美味しい」というところがミソであって、カレーライスだけなら、ごく普通の料理です。
 というか、古典的な「男の料理」の見本のようなもので、日本の食卓にもっとも上がる定番でしょう。
 ところが「美味しい」と冠がつくと、いったい何をもって、「美味しい」となることやら・・・

 NHKの「梅ちゃん先生」の松岡君に言わせれば「どのような基準で美味しいと評価するのでしょうか?」と、少々理屈っぽくなってしまう(笑)

 「美味しい」かどうか?なんて、僕にもわからないのです。
 上等な素材、高価な素材を使って、料理人の腕前があれば、高級料理店のようなカレーライスができるのでしょう。
 けれども、そんなものは元来持ち合わせていないので、「美味しいカレーライス」と言ったものの、はてさて・・・ということになります。

 ごく普通の市販のカレールウを買ってきて、ごく普通の牛肉とジャガイモとニンジンと玉ねぎを炒めて、グツグツと煮込む。
 この煮込むことだけは手を抜かない。
 無能な僕の唯一というべき料理法がこれなのです。
 とろ火で煮込む、煮込む・・・具材が溶け込むほど、煮込んで、煮込んで、そうして作り上げる。

 つまり、ただ手間ひまかけて作るというだけなのです。
 2時間ほどかけて、都市ガスの料金も跳ね上がるほど使って、そうして出来上がるカレーライスです。
 これは、あまり経済的でもないし、生活的でもありません。
 毎日の食事の用意としては、やっぱり非日常的なことでしょう。
 ガスコンロの前に座り、30度を超える猛暑の日に、焦げないように時々かき混ぜて・・・

 その時間を「親鸞」(五木寛之)を読みながら費やすわけです。
 ああ、そういえば吉本隆明の「今に生きる親鸞」(講談社新書)、糸井重里・吉本隆明「悪人正機」(新潮文庫)も並行して読み始めています。

 なんとなく、おぼろげながら輪郭が見えはじめたような気もしますが、わからないことをわかったふりもできないので、もう少し続けてみようかと思っています。
 このカレーライスのように、手間ひまかければ、ちょっとはいい味が出るかも知れないと・・・
 つまり、これだ!という正解は、自分以外のどこかに求めても、あるわけないのですね。
 結果を恐れずに、やってみることでしょう。
 
 カレーライスの味?ははは・・・オリジナルカレーです。

|

« 夏草の香り | トップページ | シェードの木陰アート »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

じっくり煮込んだカレーは好きです。子供時代、作った日のカレーより、次の日に残ったカレーの方がおいしく感じてました。あれはより煮込んでいたからでしょうか?

投稿: マミケン | 2012.07.19 09:34

お疲れ様でした。
一休みさんのオリジナルカレー。皆さまの感想はいかがでしたか?
カレーの旨さはやはり玉ねぎですね。私はいっぺんに十ニ、三個ばかり無水鍋で炒めてしまいます。最初こそお鍋についていますが、水分が出てきますので時々見る程度でOKです。あめ色になったら使う分以外は小分けして冷凍に。これで次回のカレーはインスタント並みの早さ?!でできます。あとカレー屋さんに教えてもらったのは人参のすりおろし。1本すって入れてみてくださいね。+ニンニクの塊を入れて風味づけ(後で取り出します)。これでレストラン並みのカレーの出来上がり・・・かも(^_-)-☆

投稿: feliza | 2012.07.19 11:21

間宮さんこんばんは。
カレーといえば夜学に通っていた頃、学校の食堂で授業の始まる前によく食べたのがカレーライスでした。
安くてボリュームがありましたから・・・
見た目からして粗雑で安っぽいカレーでしたが、美味かったですね。
金に余裕があればカツカレー、この美味さはたしかに、何回も煮込んだ結果の味だったと思います。

投稿: ちょっと一休み | 2012.07.19 23:46

felizaさんこんばんは。
料理研究家の腕前のfelizaさんが食したら50点かも、娘が美味いって言ってくれたから70点かも(笑)
しかし、玉ねぎを炒めて冷凍保存ができるのですか、これはよい事を教えていただきました。野菜の冷凍保存には関心が大きいので・・・
ニンジンを擂る、ニンニクを入れる・・・これは僕にも出来そうです。
レストラン並みのカレーが出来たら受講料を払わなきゃいかんなぁ~(笑) ありがとう~。

投稿: ちょっと一休み | 2012.07.19 23:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夏草の香り | トップページ | シェードの木陰アート »