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2012.06.04

初夏の風物詩

6月4日(月) 尾張西枇杷島まつり

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 初夏の先陣を切って行われるのが「尾張西枇杷島まつり」だ。
 土曜日の夕方、てくてくと散歩のつもりで妻と出かけた。
 陽も暮れて、提灯に明かりも灯った山車が繰り出される。
 ここは、過っての美濃路街道の宿場町のひとつ西枇杷島問屋町。
 細い路地の脇に民家が並び、その路地狭しと屋台もでる。

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 いきおい、山車は電柱に電線に動きを遮られながらも、はっぴ姿の若者たちに曳かれる。
 山車の方向転換も、大の大人が「そ~れ」と声合わせ、一気に動かす。
 見事にこちらに向くと、大勢の観衆から「パチパチ」と一斉に拍手が湧き上がる。
 祭りと山車は引手も観衆も気持ちが一つになるから爽快だ。

 帳も降りて、あたりも夜のそれになると、屋台の煌々とした裸電球がやたら眩しくなる。
 そうして、予定通りの花火が「ドドドカーン」と打ち上げられる。
 脇の民家の屋根越しに、丸い花火がさく裂して、しばし夜空を見上げる。

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 「今年は人出もいつもより多い」とこの町に住む友人が言ってた。
 まつりは若者たちの社交場でもある。
 着慣れない浴衣の裾も気にもせず、若者言葉が賑やかだ。

 人の流れに押されながら、変わり映えのしない屋台を覗いたりして。
 「今日は子どもたちは出かけてるから、屋台の夕食よ」と妻が言う。
 手をつないで歩く歳でもないが、ちょっと離れると迷子(迷大人)になる。

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 そんな今年の「尾張西枇杷島まつり」だった。

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コメント

へぇ・・・今の時期の祭りって珍しいですねぇ・・・
農業関係だと、だいたい秋祭りのような気もするが・・あの辺りだとかつて漁業が中心だったのかなぁ・・・

投稿: マミケン | 2012.06.04 10:01

庄内川の少し下流には「船頭場」という地名があって、漁業が盛んだったようです。
この西枇杷島は問屋町、美濃路街道は東海道の熱田宿から分岐して陸路で垂井宿の中山道と交わります。
この問屋町で扱う品目は多種多様・・・江戸の神田、大阪の天満と並ぶ三大市場と称せられたらしいから凄い(僕も美濃路街道を調べて初めて知ったのですが・・・)
こんな小さな町なのに山車がたくさん保存されてます。なんでも問屋の財力が元になったといいます。
少し西に行けば「清州宿」あの織田信長の居城のです。
昔はたいへん栄えた地域だったようです。
地域の歴史もおもしろいですね。

投稿: ちょっと一休み | 2012.06.05 00:48

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