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2012.03.01

梅は咲いたか・・・

3月1日(木) 自然を語ること

 3月になり、年度末はどこでも慌ただしい。
 用事で昔の職場に顔をだしたら、みなさん忙しく働いて、そんなところにノコノコ出かけて申し訳ないなぁ~と。
 ところで、今年の梅の開花は名古屋地方気象台によると平年より20日遅く、昨年より41日も遅いそうだ。
 名古屋城も蕾、名古屋市農業センターも蕾でまだまだ、3月中旬まで待ちぼうけになりそうだ。

 慌ただしい3月だけれど、最近の日課は8時にNHK連続ドラマ「カーネーション」を見て、その後の「あさイチ」って番組も見る。
 そのついでに、洗濯と食器洗いと片付けと・・・これが決められた日課のようになっている。
 忙しくてもお決まりの家事労働、こういうものも日課になれば苦にならないことを知った。
 「模範的な主夫労働でしょう?でしょう!」と毎日妻に報告して得意になるのも日課(笑)

 この「あさイチ」って番組、ながら見であるが、ときどき面白い特集をしている。
 昨日は「ベニシア流 美しく生きるヒント」ハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさんがいろいろ人生訓を語っていた。
 たとえば「困難によって人は宝石のように輝く」とか、「人生とは嵐が過ぎ去るのを待つのではなく、雨の中でダンスするのを学ぶこと」だとか。

 いろいろ苦労を重ねた人の言葉には、たしかに説得力があるものだと思う。
 そういう人生訓は「なるほど!」と思いはするが、すぐに忘れてしまうものだ。
 自分の生活実感と一致したベニシアさんの言葉だけが生きて伝わって残るものというわけだ。
 言葉は生活の後からついてくるものだと思う。

 で、そうした人生訓を聞きながら、僕が「なるほど!」と思ったのは、辛さや苦しさをチェンジする方法として「庭に出て花や木にふれなさい、庭が無くても戸外や公園に出てごらんなさい」という話だった。

 これは、常々僕も思っている。
 ちょっと気分が塞ぎがちな日でも、自転車に乗って空気を吸って、風を感じて、季節を感じると、何となく穏やかに、生きてる実感がわいてくるものだ。
 「戸外にでて自然を感じることの大切さ」人生の大部分を過ぎた今頃、いや遅すぎるということはない。

 最近の若い方々の会話の特徴は、自然についてあまり語られないと、たしか養老猛さんが言っていたと思う。
 ネットのコミュニケーションでも、季節はどうだ、公園の端に花が咲いていた、空や雲や月やお日様だって、暮らしのなかにあるのに、そういう話題がやっぱり乏しい。

 そんな悠長な事柄なんて、駆け足のような日々にあっては、余分なことにように思われるけれど、立ち止まって、一息入れて、公園の植物の春の息吹を、じっと見る。
 そういう季節の移ろいを楽しむことも、ベニシアさんのように人生をポジティブに生きる方法なんだろう。

 梅は咲いたか桜はまだかいな~♪ 待ち焦がれる楽しみでもある。
 

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