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2007.10.25

味覚の秋も悲しいもんだなぁ

10月25日 謝罪会見の中身

 我が家の好みの「土産品」のベスト3に堂々と名を連ねる「赤福」の偽装表示問題が発覚して、「巻きなおし」とかなんとかいって、ようするに消費者にニセ物を販売していたわけです。

 それで、社長が謝罪記者会見を開いて、あれこれ言い訳をして、ともかく謝罪となったが、その裏では「偽装の事実」を隠蔽しようと書類の焼却までしていたという新聞記事が載っていた。

 「赤福」だけでなく、「白い恋人」や「ミーとホープ偽装ひき肉」など、この国の食の安全っていうのは、人の命よりも「会社の利益」が大切であるということを示しているから、もはや「企業の社会性」っていう使命感など吹き飛んでいる感があります。

 いろいろと問題を起こした会社の責任者はテレビカメラの前では、神妙な顔つきで「謝罪会見」しているのですが、いったい何を「謝罪」しているのだろうか?と疑問に思うところです。

 「謝罪会見」というのは、問題の解明と今後二度と同じようなことが生じないことを約束するものですが、どうもそうではなくて、「責任回避」のために、「言い訳を釈明する場所」になっているようにもおもいますね。

 「食品」ではないが、プロボクシングの亀田トレーナーの「謝罪会見」も、「申し訳ない」という表明の裏側では「言い訳」がちらついたために「偽装謝罪」なんて言われています。

 「誤り」に対する真摯な態度というものが、最近の「謝罪会見」では見られないケースが多いという気がします。
 「露見してしまって、運が悪かった」って、腹の底では思っているから、なんとか「その場」をつくろって・・・
 人間忘れっぽいもんですし、「人の噂も七十五日」っていうか、時間と日にちの経過をひたすら待っているんでしょうか?

 「偽装」っていうのは国語辞典では「敵の目をごまかすために装うこと」と書いてあるんですが、ようするに「嘘」をつくという、きわめて単純な悪質行為のことですね。

 ですから「確信犯」であろうが「ミステイク」であろうが、「間違い」にたいして「謝罪会見」を行う場合には、そこんところの「腹の底からの反省」ってもんがないと、言葉や態度や表情に表われるものです。

 何故か、最近はやたらと「謝罪記者会見」が多い、国民の批判を「かわす」という、技術的手段として「謝罪会見」という方法が用いられているようにおもうんですね。

 それで、謝罪した内容が、次々と新しい「隠ぺい工作」とかが、どんどん出てきてしまう。
 こういう、現象がいろいろな分野で社会現象のようになってくると、これって、もはや構造的な「偽装社会」といえるんではないかと思えますね。

 構造的な「無責任」がこの国を覆ってしまいそうな気がします。
 味覚の秋というのに、「ニセ物の味覚」を本物のように騙されているかと思うと、いったい何を信用すればいいんでしょうね。

 中国産の食品が「日本産」と表示され、「廃鶏」が「比内地鶏」だったり、わけのわからないものが混入された食品を、毎日食べているかと思うと、ウンザリする思いです。

 楽しいことや嬉しいことや、日常生活にはいっぱいありますが、こういう「社会的な虚偽」には、やっぱり大きな声で「怒る」ことも必要だと思う今日です。

 しかしなぁ、「謝罪会見」ぐらいは本気で謝罪しなきゃなぁ~ 

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