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2007.08.08

職場の心象風景

8月7日 人はみなその属性を剥ぎ取れば「ただの人」なのだがな~


 自分の職場の話は、あまり好きではないのですが、好ましい話もあれば、不快な話もあります。

 
 心の笑顔 
 階段を上がって仕事を済ませ、ふと目と目があって「やぁ、元気かい」って声をかける。
 「明るい闘病生活をするんだ」と言ってがんばった彼女の笑顔が何ともいえない。
 笑顔が似合う人はそれほどたくさんいるとは思えないが、屈託の無い笑顔は内に秘められた、本人にしかわからない苦闘の末のものだから・・・・「本物の笑顔」に思われてしまう私の心象風景の一コマ。
 職場復帰した現在、ゆっくりと順調に健康を取り戻して欲しいと願っている。


 崖っぷちを歩む
 不眠症に悩んでいる方がいる。
 いや、不眠症は結果がもたらす症状で、起因するものは強度のストレスからなんだろうと思う。
 「崖っぷちを歩く」そんなギリギリの生活というか仕事というか・・・「倒れることが許されない」という精神状況は長続きしないものだと思っている。自分の体験的にもそうだ。
 崖っぷちの心の状態は、それを肯定する自分の強い意志が働いているうちは、何とかなるものだが、「精一杯頑張っている自分」が否定されたとき、それが自分であっても、他人からであっても、不安が増殖するもんです。
 ある瞬間に、ガラガラと崩れさることは目に見えてあきらかなんだが。
 休養が必要だと私は思っている。
 思い切って「仕事を投げ出してしまうこと」も、人は長い人生の中では必要な時があるということかも知れない。


 威勢を張る 
 人事管理能力が不足している。
 保身とメンツと肩書きに安住して、働く部下の心が読めない管理者は「威勢を張る」ことで、なんとか体面をつくろうものである。
 大きな理想があるわけでもなく、さりとて小さな心遣いもできない・・・・まあ、つまらない人物ということですね。
 日々、誰からも立派だと「評価」をされるわけでもない仕事をコツコツと続けている職場の労働者の「凄み」のほうが、はるかに人間的なのかも知れないと思うのだが・・・
 「出来の悪い管理職、退職して『ただの人』になったとき、肩書きも組織の上下関係も無くなったとき、誰にも相手にされず声も掛けられなくなるに決まっている」と若い同僚が言っていた。
 なかなかの観察力というか、人生の真髄を言い当てているものだと感心します。


 誰しも普通の人 
 人間は知識とか肩書きとか資産とか、そういった属性を剥ぎとってみると、五十歩百歩の同類であることが、なかなか理解されないものだから、貧困家庭への差別や障害者への差別や外国人への差別などが、当たり前のように思われてしまうもんだ。
 だから、どんな「偉い人」でも本質は「普通の人」、民主主義の原点「職業、地位に関係なく人は平等・公平」これも、学生時代で終焉してしまう思想なんでしょうかね。寂しい話だが・・・


 懐の深さと広さ
 「いろいろと批判や嫌味や異論などに、ムッとすることも多々ある。組織や人との関係は本当に難しいもんだが、これも『立場というものが言わせているんだ』って思うようにしているんです」
 地域の中での世話役として苦労されている方のこんな言葉を聞いて、実に奥深いものを感じました。
 世話役という立場の方が、人と人の集まりである組織のなかで、このように言い切れる懐の深さと広さには尊敬しましたね。(権勢を振るう人が多いというのに・・・)


 職場の心象風景を書き記すとこんな思いが心に浮かんでくる今日です。  

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