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2007.04.07

古き良き仲間たち

 4月7日 仲間たち 

 雨降りの土曜日、桜の花たちは大丈夫だろうか・・・

 10年以上も前からの友人たちと久しぶりで「宴会」を行いました。
 ・・・といっても、彼らとはいつも話し合っているわけでなく、忘れた頃に仕事場で顔を会わす程度です。
 ですから、そんなに詳しい生活ぶりなどは知るよしもないが、会って話すと、腹の底の本音でものが言いあえるから、日常の距離はあっても、お互いの心情はとてもよくわかります。

 そんな友人たちは、それぞれ障害者の施設や事業所の運営に責任をもって頑張っている方々です。

 ほんとうに、頑張っているから「障害者支援費」から「障害者自立支援法」へと、制度がめまぐるしく変わり、障害者の生活も施設の運営も、法律の「名称」ほど良くなっているわけではなく、むしろ一段と厳しさが増している現在を危惧しているし、何とか打開して行きたいとも思っているのです。

 けれども、古き良き友ということは、お互いに年々歳を重ねてきたわけで、それは障害者を支える家族にとっても高齢化がすすんでいるということなんですね。

 知的障害者の共同作業所の運営のお手伝いをさせていただいた頃から、けっこう言いたい放題にしてきた私でしたが、そんな私でも、彼らはしっかりと受け入れてくれたので、時には夜遅くまで議論をしたり、時には「疲れるなぁ」って愚痴の二つや三つを喋っても、お互いの「社会福祉」という共通する理念を深める間柄となっていましたね。

 そんな、彼らも現在の障害者のおかれている現状にはとても危機感ももっているのですね。
 「社会福祉」を実現するはずなのに、その「社会福祉」が見えなくなってきている感じだというのです。

 先日、某知事が「良い因子、悪い因子」などと、生きて生活している人をまるで優劣をつけるがごとき発言したことには怒りを感じたと話していましたね。
 それで、もっと腹立たしかったのは、その知事が「障害者のみなさんには申し訳ない」って言ったそうだが、それは、まるで障害者は悪い因子とでも思っているようなものではないかと・・・・

 社会の責任ある地位の人達の「失言」がいろいろと報じられています。
 自由であり平等と博愛の精神の自由主義の理念はどこに行ってしまったのだろうか。
 ごく普通の人々が考えることと、この人達の考えがこんなにも乖離があるなんて嘆かわしいものです。

 あの、自衛隊は「人を殺す訓練・・・」なんていう発言も、立派な肩書きを持った責任のある地位の方が発言したわけですが、「自衛隊」という職業に就いている方の家族の方々にとっても「聞きたくない言葉」だったにちがいありません。

 「失言」っていうのは、やっぱり本音というか、その人の生き方の思想がでてくるものです。
 悪意を持った人は「悪意の言葉」が、差別感情を持ったひとは「差別の言葉が」、自分の利益しか考えない人は「他人を排除し落しめる、いじめの言葉が」・・・・

 で、謝罪して訂正することも大事なことだと思いますが、心の底から自分の考え方が間違っていたと正すには勇気もいりますし、ほんとうに本音の部分で考えられるかどうかですね。
 謝罪の言葉の陰で、ぺロっと舌をだしているひともいますからね。

 というわけで、「忘年会をやろう」といって延び、「新年会をやろう」といって、延びに延びていた古き良き仲間たちと、屈託の無い「宴会」ができたことは、とても嬉しいことでしたね。

 ええ、「お好み焼き屋」さんで、美味しいお好み焼きを作りながらの「小さな宴会」でした。

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