雲間の金環日食
5月21日(月) たしかに天体ショーだったなぁ
朝からスマップが登場したりして、テレビの各チャンネルは金環日食報道で一色だった。
日本では何十年ぶりだとか、名古屋では百何十年ぶりだとか・・・
日頃、空など見上げることもない人たちが、金環、金環、キンカン、キンカン。
呆れちゃう御仁ばかりだ!と言いつつ、横やりを入れつつ、ふん!とか抜かしつつ。
一週間前から、日食グラスが売り切れるらしい、という巷の商戦に乗っかって、チャッカリ用意して、世紀の天体ショーなどを見ていました。(笑)
少し太陽が欠け始めた7時頃から、7時30分の金環日食まで、名古屋では雲間であったが、しっかり観測できました。
7時30分といえば、サラリーマンは出勤時、小学生も登校時間。
近所の方から「見えるわ~」なんて声も聞こえてきたから、やはり「世紀の天体ショー」だったのだろう。
自然というものは、実におもしろいと思う。
日本列島を縦断する金環日食の観測地点図などを見ると、人間の科学の力に素直に驚嘆するが、惑星探索ロケットが飛ぶ時代だから、いまどき、そんなことに驚く方がおかしいのか。
しかし、こういう金環日食が何月何日に何処で観測できると予測する、科学・天文学は凄いと思う。
そうしたことに比べると、なんと人間は非科学的な生き方ばかりしているのだろう。
あいつが悪い、こいつが悪い、つまらぬ意地をはってみたり、諍いに明け暮れたり・・・
言葉を使う人間が、その言葉で心を通わせられない、貧しさというか、情けなさというか。
「人は見ていなくても、お天道様はお見通しだよ」
その太陽のなかにすっぽりと月が入り、まるで黄金のリングのような金環日食だが、難題をかかえる僕の気分はお天道様にぽっかり黒い穴があいたようなものだった。
今度は太陽を金星が通過する天体ショーがあるという。
880円で買った日食グラスも、また役に立つだろう。











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